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東西南北

 サンパウロ市交通技術公社(CET)によると、セントロの「ミニョコン」の愛称で知られるコスタ・エ・シウヴァ高架橋が壊される可能性があるとの見解を出している。ミニョコンは麻薬常習者の巣窟として有名で、近隣住民には撤去を求める人も多く、土曜日閉鎖の投票を検討している。CETによると、「ミニョコンを走る交通量を他の道路に振り替えられれば撤去は可能」というが、現状でミニョコンを走る車は1時間につき4100台。これが真下を走るオリンピオ・ダ・シルヴェイラ大通りにそのまま振り替えられたらサンパウロ市の交通はどうなるか。ミニョコン下の浄化を行う方が得策だと思えるが…。
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 セアラー州で7日、道端に生後5日の赤ちゃんが捨てられているのが発見された。赤ちゃんはフォルタレーザ都市圏カウカイアのレブロン公園で近隣住民らによって助けられたが、彼らによると、野良犬が激しくほえて知らせてくれたのが発見につながったという。赤ちゃんは荒地にへその緒のついたまま放置されていたといい、現在、警察が親を捜索中だ。もし一件落着したら、犬にも褒章(骨?)をあげたいところだ。
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 欧州チャンピオンズ・リーグで優勝と得点王に輝いたネイマールが8日夜、自家用ジェットで、ポルト・アレグレ入りした。このジェット機(エンブラエル・フェノム100号)は1200万レアルもする豪華なもの。大物選手の証といったところか。ネイマールはセレソンと合流し、今日のポルト・アレグレでのホンジュラスとの親善試合に帯同中だが、出場は未定だ。