ニッケイ俳壇(884)=星野瞳 選 2016年4月15日 俳句 アリアンサ 新津 稚鴎野良の雨降りそびれたる残暑かな宙をとび逃げる蛇追ひアヌン二羽草青む牧場に光る沼一つ屠蘇酌み我百才をブラジルに【作者は単身で一九三十四年八月三十一日、モンテビデオ丸でサントス着。同年九月三日、アリアンサに入植。今年その地を一歩も出られず、百才を得られた。唯一の好きな俳句で『アマゾンを遡り ... 続きを読む » tweet