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2016年4月16日の記事一覧

日系3下議、全員罷免賛成=「ジウマは辞めるべきだ!」

西森ルイス下議

 この日曜(17日)午後、1992年のコーロル大統領以来、現憲法下で2度目の罷免審議が連邦下院で評決される天下分け目の日だ。もし罷免賛成票が342票集まれば、来週からテーメル氏が暫定大統領に昇格し、まったく新しい政権が始まる可能性がある。ブラジル史の大きな節目に当たり、日系議員の動向にコロニアでも関心が高まっている。 「ジウマは ...

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人文研=調査員募集=22日に説明会

 創立50周年を記念し日系社会の実態調査を行なうサンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が、調査員を募集している。ポ語話者、パソコンで文字入力ができる者。募集は10人程度。 全伯の日系団体を訪問し活動状況や伯社会への影響を調査する。調査員は現地を訪れ、調査票をもとに聞き取り調査、および同地区で街頭インタビューする。 説明会が2 ...

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代表の座は誰の手に=日本民謡伯大会、24日

 ブラジル日本民謡協会(塩野彰会長)は24日午前9時から、恒例の『日本民謡ブラジル大会』を宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催する。入場無料。 今年で49回目。80歳以上の寿年の部から高年、壮年と青年、少年少女、優勝者、名人(歴代ブラジル代表)のカテゴリに分かれ、練習の成果を競う。 今年は聖、クリチバ、バスト ...

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希望の家へ2氏が寄付

 静岡県人会理事で、元ブラジルラジオ体操連盟役員の福家和紀さんが、米寿(88歳)を迎えた記念として、8日に希望の家福祉協会へ寄付金200レアルを贈った。 サンパウロ市サンミゲル在住で同協会元理事の松浦アントニオさん(86、二世)も同日、3月に迎えた誕生日を記念して500レを同協会へ寄付。松浦さんは「希望の家には約20年間携った。 ...

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大耳小耳

 在聖総領事館のサイトに、サンパウロ安全対策情報(デモ情報)が掲載されている。17日に反政府派と政府擁護派の両方がデモを行うと表明しており、サンパウロ市のパウリスタ大通りでもデモが開催される模様で、周辺が広範囲にわたって封鎖される見込みだという。外務省は「巻き込まれることのないよう十分に気をつけて下さい」と注意を喚起しているが、 ...

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天下分け目の決戦は17日=解任賛成340票、反対124票程度=沈む夕日のアルボラーダ=駒形 秀雄

13日、罷免の瀬戸際にいることを感じさせない、堂々たるジウマ大統領(Foto: Lula Marques/Agencia PT)

 いま、連邦議会では『ジウマ辞めろ』大統領解任(罷免、IMPEACHMENT)の審議が進んでいます。下院ではその解任案をこの日曜日、17日に可決して次の上院の審議に回すか? 或いはその案を否決して今のジウマ政権を続けさせるか?―という決定の投票が行われることになっています。投票の結果によって、国を代表する大統領が代わるだけでなく ...

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「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(45)

 リカルドが、また興奮して話し出した。「社長は、自分の都合で婚約者を捨てたのでしょう? もう何の役にも立たないと思って。カロリーナを捨てた時と同じだ。政治家の娘なら利用価値があるけど、ただのオヤジの娘じゃ、あなたにとって何のメリットもないですよね」「いや・・・それはちょっと違います。正直に言うと、私自身は、先生の後ろ盾に期待して ...

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「悪党には悪党をぶつけるしかない」

11日のTVクルトゥーラの人気討論番組『ローダ・ヴィヴァ』の画面

 「悪党には悪党をぶつけるしかないんだ」――悪の政治学なのか、それとも「実践的なブラジル的政治手法」なのか。11日のTVクルトゥーラの人気討論番組『ローダ・ヴィヴァ』に出演したロベルト・ジェフェルソン元下議の話を聞きながら、不思議なことにある種の清々しさを感じた。政府軍を度々蹴散らしたアントニオ・コンセリェイロの反乱に雲集したカ ...

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