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2016年9月20日の記事一覧

日本の専門家が研究報告=CIATEコラボ会議=(下)=「職能支援必要」の声も

講演後には会場参加者と質疑応答の時間が設けられ意見交換が行われた

 CIATEが11日に開催したコラボラドーレス会議では、日本の専門家も多数参加して研究報告を行った。  尾崎正利青森中央学院大学教授は、「東海における移住労働者の雇用紛争の性質および解決プロセス」を講演。「言語や習慣の差から労働者自らの力で紛争を解決するのは困難な状況。しかしコミュニティユニオンと呼ばれる地域を単位にした労働組合 ...

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リオで邦人窃盗被害=財布の届け出も

 【リオデジャネイロ共同】在リオデジャネイロ日本総領事館は16日、パラリンピックが開催されているリオの観光名所コパカバーナ地区で日本人が窃盗被害に遭ったと発表した。一方、日本人が落とした財布を地元ブラジル人が拾って総領事館に届け、持ち主に無事に返る出来事があったことも明らかにした。  7日のパラリンピック開会後、リオで日本人が犯 ...

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パラナ日語センターが25周年=1日に式典、スピコンと併催

 パラナ日本語教育センターは創立25周年を迎えるにあたり、記念式典を来月1日午前11時からロンドリーナ市のパラナ日伯文化連合会講堂(Rua Paranagua, 1782)で行なう。勤続10年の教師、功労者を表彰し祝賀昼食会を催す。  式典に先立ち午前9時からは、全伯大会の代表を決める『第32回パラナ・スピーチ・コンテスト』も行 ...

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大耳小耳

 五輪を記念して企画展示「二つのオリンピック―スポーツがつないだ日系社会―」を開催中のJICA横浜・海外移住資料館(横浜045・663・3251)。25日午後2時からリオ五輪聖火ランナーの一人、小川彰夫さんが同館1階「会議室1」で特別に講演する。聖火リレーにまつわるエピソードから、リオ五輪での日系人の活躍、そして日系コミュニティ ...

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来場15万人、500社が出店=南米最大の美容市華やかに

開会を祝い、テープカットする来賓(Foto: Luci Judice Yijima)

 南米最大規模の国際美容化粧品市『第12回ビューティー・フェア』が10~13日、サンパウロ市のエキスポ・センター・ノルテで開かれた。広大な会場内に約500の店舗が出店。化粧品、ヘアケア、マニキュアなどの最新用品を目当てに、3日間で約15万人の美容関係者らが来場した。  10日午前には開会式が行われ、美容衛生商業協会(ANABEL ...

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五輪の現場から=(6)=大成功のパラリンピック=リオが変わる契機になるか

車いすテニスで試合後に健闘をたたえ合う選手達(Heusi Action/Gabriel Heusi/ME)

 リオ・パラリンピックが閉幕した。一時は「五輪でさえやっとなのに、パラリンピックまで手が回らないのではないか」との危惧もあった。だが、その心配を打ち消し、チケット販売総数も200万枚を超えるという前回ロンドン大会に次ぐ史上2番目の結果で、大きなトラブルもなく無事に運営された。  バーハ地区五輪公園の様子は、チケット価格の高かった ...

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実録小説=勝ち組=かんばら ひろし=(23)

 やがてみどりの椰子の葉や白いバラの花で飾られた通路を通って、旧都オウロプレットからの聖火が到着した。  大統領の手によってこれが火籠に移されると、聖火がパッと生き物の様に燃え上がった。  やがて、この火が幾つかの十能に取り分けられ、ゴラール大統領、小阪日本代表、ビント・ミナス州知事らによって高炉内に投入された。  この瞬間を待 ...

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テーメル政権下の不思議、驚くほど絶妙なタイミング

カルメン・ルシア新最高裁長官(左)と談笑するテーメル大統領(Foto: Lula Marques/AGPT)

 世界的には「五輪とパラリンピック」ばかりが注目されたブラジルだが、その裏番組のようにジウマ大統領罷免やクーニャ前下院議長の議席剥奪など、国内的には政治史に残る出来事が粛々と起きている。テーメルの人気は最低だが、思いのほか政治手腕は高いのかもしれない▼思えばこの間、いろいろなタイミングが実に絶妙に組み合わさっている感じだ。テーメ ...

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