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2018年4月24日の記事一覧

沖縄県人会=日本人迫害謝罪請求を支援=「これは自分自身の問題」=役員ら全会一致で承認

沖縄県人会に協力を要請した奥原さん

 【既報関連】戦争前後の日本移民迫害を巡って、奥原マリオ純さんが2015年12月に損害賠償を伴わない謝罪要求訴訟を連邦政府に起こした件に関して、ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)は19日の定例役員会で支援することを全会一致で決めた。同件の早期審議開始を求める嘆願書を県人会名義で法務省に提出し、ブラジル移民110周年の本年中にも判 ...

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《ブラジル》二天=古武道広めて25年=宮本武蔵の教えをブラジルに=(4)=映画『ラスト・サムライ』転機に

稽古後の講話の様子

 25年前、二天はサンパウロ市内の教会の大広間を借りて始まった。初めは生徒2人だけだったが、雑誌で取り上げられ、日本文化や武道に関心を寄せる人たちが段々と集まってきた。  2つ目の支部を設立したのは創立4年目の1997年、リオ・グランデ・ド・スル州都ポルト・アレグレだった。当時、サンパウロ州外から稽古に参加する生徒が数人いて、ポ ...

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JICA=東調査員が中小企業支援に=中南米地域では第一号

意欲を見せた東さん

 国際協力機構(JICA)ブラジル事務所サンパウロ出張所に、中南米地域では第一号となる、中小企業海外展開支援事業の企画調査員として東千秋さん(35、青森県)が着任し、挨拶のため5日に来社した。  同事業は、途上国の開発課題の解決に向け、中小企業の製品・技術のマッチング支援を目的として始められたもの。応募する企業の段階に応じ、「基 ...

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工夫凝らす日系農家の取り組み=山本喜誉司賞、推薦受付始まる

(左から)来社した本多さんと長井委員長

 山本喜誉司賞選考委員会(長井邦夫委員長)による『第48回山本喜誉司賞』の候補者推薦の受付けが始まった。農業分野の日系功労者を顕彰するもので、推薦の締切りは6月26日まで。  選考基準は「技術革新への貢献」「独創性・創意への先駆的貢献」「農業者が獲得した成果の波及への貢献」「財政・経済的成功による農業分野での貢献」「環境保全への ...

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大耳小耳

 2012年に山本喜誉司賞を授賞した戸田さんのメロン農場はたったの1・7ヘクタール。家族4人で作業し、高い利益を生んでいるという。選考委員会の長井委員長は、「品質を高めれば小規模農家でも高収入を得られる。最近はオクラやサヤインゲンを作る農家が減って値段があがっています。農業にはまだまだチャンスがあると思う」と話した。昨年は、銀行 ...

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黄熱病ワクチンの正しい知識=サンパウロ総合大学医学部感染症学教授 アルツール・チメルマン博士

黄熱病のワクチン(Foto Rovena Rosa/Agencia Brasil)

(※デング熱とアルボウイルス・ブラジル協会の会長)  黄熱病ワクチンによる副作用を恐れ、接種を拒んでいる夫を持つサンパウロ市在住の日系人女性から、「医学的見地からワクチンの効能と副作用に関する正しい認識を広めるため、本稿を掲載して欲しい」との依頼があった。この文章は、サンパウロ総合大学医学部感染症学教授のアルツール・チメルマン博 ...

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