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 日本の女優の野際陽子さんが13日に死去した。81歳。3年前に肺せんがんが見つかり、手術や抗がん剤治療を行いながら仕事を続けていたという。野際さんといえば05年にNHKで放送され、ブラジル移民の苦難の歴史を描いたドラマ「ハルとナツ~届かなかった手紙」で、トラホームの日本に取り残された妹を好演した。「3年で返ってくるから」とブラジルに渡った家族を、北海道の厳しい環境で待ち続けたが、家族は音信不通に。「自分は捨てられていた」と思っていたが、70年ぶりに訪日した姉と再会し和解を果たした。野際さんの演技力でなければ、日本に一人取り残されたあの痛惜を表現するのは難しかったかも。合掌。
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 『ブラジル老荘の友』(ブラジル日系熟年クラブ連合会)521号が6月に発行された。忙しいくらいにイベントがいっぱい書かれている。7月14日からは新しく「短歌・俳句の書き方講座」が始まる。若松如空先生による習字教室で、自分のお気に入りの短歌や俳句を短冊にサラサラと書いたり、好きな有名句や座右の銘などを書くもの。毎月第2、第4金曜日の午前10時から正午まで熟連会館で。参加費は10レアル。30人限定。申し込みは熟連事務局(11・3209・5935)まで。そのほか、7月30日朝8時から静岡県人会で「熟連芸能祭」、8月18日正午から熟連本部前で「熟連百年地蔵法要」も。

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