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東西南北

2月5日(木)

 不法滞在していたとして米国から追放処分されたブラジル人のうち第一陣二百七十七人が一月二十八日午後、ミナス州ベロ・オリゾンテ市のタンクレード・ネーヴェス空港に到着した。同便は米国政府がチャーターしたもので、アリゾナ州を同日零時(ブラジル時間)に出発した。一行は到着と同時に、二十五台のコンピュータの並ぶ部屋で連警の尋問調査を受けた。何時、誰の紹介で、どのようにして米国に入国したかなどを一人平均三十分、質問された。ミナス州政府は軽食九百食を用意した。
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 〇三年の大サンパウロ市圏の失業者は百九十四万人、失業率は一九・九%、と調査会社SEADE/DIEESEは発表した。この失業率は経済的活動人口(PEA)に占める値で、同調査会社が雇用・失業調査を開始した八五年以来の最悪となった。調査会社は、失業率が十一月の一九・九%から十二月の一九・一%へと減っており、急速に改善していると強調している。
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 二日、ドゥモント市で十歳になる女の子が一歳三カ月の男の赤ちゃんを窒息死させる事件があった。母親がいない間に、隣の家の女の子が裏山へ赤ちゃんを連れて行き、首を絞めたようだ。女の子は、話し方と聴覚に問題があったという。
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 一年前、カンピーナス市で父親(三一、音楽家)が一歳になる実の子供を車のフロントガラスに投げ付け、殺そうとした事件があった。現在二つになった子供は、親せきの家で元気に幸せに育っている。よくおしゃべりをし、閉じこもるようなこともない、と親せきの人たちは報告している。

 

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