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コラム オーリャ!

 日本の人口の伸びは、昨年おおよそ〇・〇五%にとどまっている。近い将来マイナスに転じ、総人口が減り出す。そうすれば、労働人口が不足し、生産を維持するためにデカセギの重要性は増す――これが定説のようになっていたと思われるが、最近、学者の新しい「心配無用説」を知った。
 その説は「肝心なのは国民一人当たりの所得を(現在以上に)維持することだ。経済規模が小さくなっても、人口も減るのだから、どうってことはない」。
 企業の生産性を高め、いまの気ままな?フリーターたちの尻を叩き、尋常に働かせるといい、ということか。
 デカセギだって、日本人フリーターより良質の労働力であれば「要らないよ」とはいわれないだろう。よく働く人はいつの時代も、どこででも歓迎されるのだ。(神)

 05/3/19