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東西南北

2006年4月1日(土)

 連邦警察で三十一日に予定されていたパロッシ前財務相の事情聴取は、当人の神経性ストレスによる血圧変化を理由に来週まで延期された。連警は診断書を要求、出頭命令に三度応じない場合は強制連行も辞さない構えでいる。一方、ビンゴCPIに召喚されていたオカモトSebrae長官も、現在居所が確認できなくなっている。
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 サンパウロ州議会は、スタイリストのフィゲイレド氏からアウキミン知事夫人への衣服の寄贈について調査を開始した。同氏は四百着を寄贈した、同夫人は四十着を受け取ったが慈善団体にすべて寄付したと表明。同団体代表は「何も知らない」。
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 サンパウロ市コンゴーニャス空港の主滑走路の補修工事が六月と七月の二カ月間に実施される見込み。同空港の発着は四六%減少、グアルーリョス空港などに振り返られる。
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 昨年一月二十五日に崩落して通行中のトラックが湖に転落、一人が死亡したレジビテンクール道の橋の復旧工事が終了、三十一日午後三時から通行可能となる。総工費は二九〇〇万レアル。
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 サッカーブラジル代表のパレイラ監督は、英国の雑誌マクシムのインタビューに答えて「セックスは人生の活性剤。公式戦前夜に選手が営むセックスは、試合にもチームにも無害。かえってやる気を起こす刺激となる」と述べた。試合前の合宿練習とモラル強化のための禁欲と規律について、外部との接触を禁じるのは禁欲のためではなく団体行動の要綱を守り、自分勝手な行動を自粛するためとした。食欲不振や睡眠不足、飲酒と喫煙、選手間の確執は心配だが、セックスは歓迎という。

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