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コラム オーリャ!

2006年12月12日付け

 「小さい頃からずっと踊ってるから」と山本リリアン・みゆきさん。
 宮城県人会が開催した青葉祭りでは、ブラジルで初めてすずめ踊りが披露されて、その踊り子をつとめたみゆきさんは「楽しかった」と練習を振り返る。
 ACALの青年部として毎年東洋祭りに出場するために様々な日本の踊りを習い、そして大勢の前で踊ってきたのだろう。
 先頭に立って踊るみゆきさんの顔に緊張はなく、見ている方がほほえましくなるような、満面の笑顔があった。
 そういえば、以前出会った青年は「太鼓の練習が楽しくて面白かった。太鼓と出会って人生が変わった」と話していたように思う。
 習慣的に日本文化に触れる機会があればその存在が当たり前になるし、きちっと伝えられれば日本文化の魅力にハマる青年はたくさんいる。〃伝えられる人〃が本当にいなくなってしまう前に後継者がたくさんできれば。     (稲)

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