2007年2月17日付け
コチア青年連絡協議会は昨年三月、「二世青年男女の交流の場」と題して、ダンスパーティーなどを交えたお見合い会を開催したという。高橋一水前会長によれば、記念誌編纂で調査をおこなった際、コチア青年の子息で、未婚者の人が四割にのぼっていることが判明。「何とかしなくては」という会員の危機感から、一世が仲人になって昨年はじめてお見合い会を開催した。しかし、参加家族は五、六家族、お見合いの成立もなかったため、今年は開催しないことに。こうなったら根強い人気を誇る援協のお見合い会と協力したら、横の繋がりも増えていいかもしれない!?。
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岐阜県人会の山田彦次会長が訪日した折のこと。第四代会長・細江静男氏(故人)の娘と懇談し、「父親はボーイスカウト活動に尽力し、あんなに人材育成に力を注いだが、全然成果が現れないといつも嘆いていた」との話を聞き、山田会長は「人材育成には時間がかかる」と応答したという。〃アマゾン先生〃ともいわれ、コロニアで衛生面の啓蒙に一生を捧げた細江氏が亡くなったのは今から三十二年前。その薫陶を受けたであろう当時の若者も、今は六十~七十代か。今成果が出ないでいつ出る?
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バストス日系文化体育協会は、昨年からペイシャーダを始めた。釣り好きがパラナ川で釣った、一キロから三キロのピアパラを婦人会が調理して販売、活動資金獲得を目指している。一回目は五十匹を百八十人に振る舞い、約千レアルの稼ぎ。二回目は百匹、三百人で、約三千レアル。百匹を、釣り好きたった四人で用意したというから驚きだ。三回目は三月に行われる予定。