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東西南北

ニッケイ新聞 2007年9月19日付け

 ルーラ大統領は、ノルウェー国王夫妻と昼食が終わると直ちにスペインへ飛び、同国金融界との会談に臨み、国際政治の理想論をぶった。それから帰国の途につき、機中でベネズエラのチャベス大統領と社会主義革命の電話会議が始まった。国王夫妻に申し訳ないが、過密スケジュールの中で疲れると大統領は機中で泣き言を言った。ブラジルではカリェイロス問題が待っている。
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 ルーラ大統領はスペインへ飛び、同国首相に挨拶をした。「サパテイロ(靴職人)首相。ご機嫌いかがですか」「トルネイロ(旋盤工)大統領に会えて光栄です」発音の練習不足による喜劇である。マリーザ大統領夫人がいった。「デンマーク国王に謁見をしたとき、臭い匂いがしたワ。あなたオナラをしたんじゃないの?」「オレじゃないヨ。犯人は国王だよ」
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 十三日未明に泥棒が入り、台所の食器やフェスタで使うための飲み物やパステルの生地等を盗まれたカンピーナスのカトリック教会。十六日になって、自分が買った台所用品が教会から盗まれたものだと知った人が、盗品を袋詰して教会員の家の前に置いていったという。強盗、殺人と暗いニュースの多い中でほっとする一こま。
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 この新聞がお手元に届くころにはブラジルの第三号人工衛星がブラジル上空を飛んでいる?現地の天候次第だが、中国製のロケットに搭載された人工衛星CBERS―2Bの打ち上げは北京南方の基地からで、ブラジル時間十九日〇時二十六分の予定。アマゾンの森林崩壊の状況監視ほか、世界各地を写した映像を送ってくることになっている。地球規模の協力が、環境保護と平和につながりますように。

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