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ニッケイ新聞 2010年9月25日付け

 野口英世のブラジルでの足跡は少なくとも3カ所に残っている。カンピーナスの野口英世広場に銅像、リオ市ラモス区にはヒデヨ・ノグチ街があるというし、〃細江道庵〃とコロニアで親しまれた細江静男医師の著書によれば、サルバドールにあるバイア州立医科大学にはその業績を称えて「ノグチ」教室があるという。また野口英世がブラジルで初めて女性研究者を助手として重用したので、「今日のブラジルにおける女性学者はノグチの考えにより生まれたものだ」とのエピソードも紹介されている。また南米では亜国コルドバにもヒデヨ・ノグチ街、ペルーの日本人学校は「ノグチヒデヨ学園」という。実は関係が深いようだ。
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 県連と日本語センターが初めて共催して10月17日に行なわれる「弁論大会」と「スピーチコンテスト」。当初の応募締め切りは今月21日だったが、主催者では「より多くの人に参加を」との考えから10月5日まで締め切りを延長。現在も応募を受け付けている。弁論の部優勝者には日本往復航空券を贈呈。スピーチの部は全伯スピーチコンテストなどの予選を兼ねる。申込みは発表原稿を添えて日本語センター(電話=11・5579・6513、メール=info@cblj.com.br。問い合わせも)まで。

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