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東西南北

ニッケイ新聞 2010年12月25日付け

 捜査官が同僚を恋愛関係のもつれから、よりによって警察署内で射殺するという事件が、サンパウロ市郊外のグアルーリョス市で23日に起きた。犯人はファビオ・アゴスチンニョ・マセド容疑者(33)で、同市第1署の自室にいたデニゼ・ギオカさん(28)に対し、17発を放って即死させた。二人は8年越しの付き合いだったが、彼女から離縁を申し渡され、もつれた挙句の犯行。仕事用の拳銃2丁を使った犯行で、その場で現行犯逮捕、即刻解雇され、伯字紙では「元捜査官」の肩書きに。それにしても17発とは凄まじい・・・。
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 セミ・アベルトと呼ばれる半日収監の受刑囚を年末年始に一時釈放するにあたり、トルノゼイロと呼ばれる追跡装置を装着する事に決めたサンパウロ州だが、女性1106人を含む4635人に装置をつけて釈放した初日の23日、マリリア市で足首から外された装置が見つかった。1月3日に戻ってくるよう指示を受けて23日に仮釈放となったのは約2万人で、他の12人についても装置が機能しなくなっているという。装置だけでは脱走根絶は無理だが、逃亡率は何%になる?
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 いよいよ今日はクリスマス。サンパウロ市の場合、生誕の場を象ったプレゼピオにイエス・キリストが置かれてないものが増えているというが、売らんかなだけのナタルでは心も懐も寂しくなりそう…。