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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2010年12月24日付け

 近年、読者欄「ぷらっさ」への投稿が漸減しているようで寂しい。新来者が途絶えた現在、移民と邦字紙は運命共同体だとつくづく感じる。読者が高齢化して早く目が疲れる、書く気力がもたないなどの理由で投稿が減るのは仕方ない部分もある▼でも新聞が届いたらまず「ぷらっさ」を見るという読者は実に多い。ぜひとも奮って投稿してほしい。移民ならではの貴重な体験、当地在住者だからこそ共感できるような話を書いて送って欲しい▼特に地方在住者にはその地域の日本人会、文化協会の近況も含めて送っていただければ更にありがたい。その地方出身者が読んで、今はそうか、あの人はそうなったのかと感慨を覚えるような内容も喜ばれる▼NHKを見ながら、現在の日本に対する様々な感情がふつふつと湧いてきて「祖国に一言いいたい」という人も多いのではないか。そんな投稿も大歓迎だ。在外者ならではの想い、考えを書いて欲しい▼ただし余り長い文章は分割して掲載せざるをえない。1200字以内が基本だ。書く側からすれば自分の文章は重要だと感じるものだが、読む側からするといろいろな文章を少しずつ読んだ方が新鮮味を感じる▼紙面に対する意見、感想も歓迎だ。読者欄にもルビを振って欲しいとか、あの時の記事はこうしたほうが良かったとかの批評もありがたい。ブラジル社会翻訳面にもっとこんな話を増やして欲しいとかの意見もあれば教えてほしい▼読者あっての邦字紙であり、読者とのやり取りを大事にし、新年も試行錯誤を続けるつもりだ。ことしもあと1週間余り。明年が読者諸氏にとって心安らかな年でありますように。(深)

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