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ニッケイ新聞 2012年2月23日付け

 魁聖は18日の晩に到着し、その足で祖母の菅野正子さん(80、愛知)の見舞いに向かった。すでに正子さんは退院し、サンパウロ市内の親戚の家へ移っている。「心配していたけど、おばあちゃんの顔を見て安心しました」と安堵の表情。「元気になって」と日本語で声をかけると正子さんは笑顔で応えたという。日本に戻る24日まで家族水入らずで過ごす予定だ。
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 魁聖に同行した魁心(25、二世)は膝の怪我を理由に1月末で引退した。友綱部屋入門以来8年ぶりとなる帰国で、魁聖より一足先に会場を去り、故郷パラー州トメアスーへと発った。24日に日本へ戻った後は、友綱部屋の『ちゃんこ魁』で働くことが決まっているという。「プロになったからこそ知った相撲の面白さがあった」と魁心。8年間お疲れ様でした。
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 21日付本紙6面で紹介した、南極大陸に派遣された須田直美さん。鳥類やオットセイ、ゾウアザラシ、地衣類、コケ類、カサガイなど多くの種を観察したが「やはり一番かわいいのはペンギンでした」と笑う。毛が生え変わる時期はお腹を抱えてじっとしているそうだ。南極に派遣された日系人としては昨年エスタード紙でも紹介されたアルマンド・ハダノ氏がいるが、南極探検隊員として20回以上派遣され、ブラジルで最も長く南極大陸に滞在した記録を持つとか。