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東西南北

ニッケイ新聞 2014年2月1日

 今年1月の大サンパウロ市圏では過去に例がないくらいの暑さが続いている。平均気温が過去70年で最高の31度台となっているだけではなく、1月30日には湿度16%と、30年ぶりに低い数字を記録。そして年平均300ミリと言われている降水量が87・7ミリしかなかった。そのため最大の貯水能力を持つカンタレイラ貯水場の水位が過去39年で最低となる22・4%にまで下がっている。サンパウロ州水道局(Sabesp)は給水制限という言葉はまだ使っていないが、「2月と3月の降水量次第では水道利用者に迷惑がかかる危険性がある」とか。W杯の時に給水制限――だけは勘弁して欲しいところ。

     ◎

 昨年10月27日の落成式にはハダジ市長やアウキミンサンパウロ州知事まで参列したサンパウロ市南部パライゾポリスのサンパウロ州都市住宅開発公社(CDHU)の公営アパートだが、現在まで誰も住んでいないことが判明した。当時のアウキミン知事の説明では「116世帯が既に契約し、残り744世帯も14年中には」とのことだったが、契約世帯にはまだ鍵さえ届いていない。ガスや電気に問題が生じ遅れているとか。普通は完成した時にするのが落成式だが、当地式はそこからが時間かかる?

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 現在のブラジルの若手女優で最も人気のある一人のイシス・ヴァルヴェルデが1月31日未明、リオ西部で交通事故にあい病院に運ばれた。所属事務所によると命に別状はないが重傷だという。事故の詳細は公表されていない。イシスは12年の大ヒット・ノヴェーラ「アヴェニダ・ブラジル」でのスエレン役などで知られている。