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2015年8月4日の記事一覧

リオ五輪=開幕まであと1年余り=リハーサル大会続々開催

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東西南北

 3日付アゴラ紙によると、2014年におけるサンパウロ市での交通事故死の割合は、人口10万人につき11・2人であることがわかった。これを世界のほかの大都市と比べた場合、ロンドンが1・5人、パリが1・7人、ニューヨークが3人と、圧倒的に高い数値を記録している。フェルナンド・ハダジ市長は現在サンパウロ市内での自動車の制限速度を下げる ...

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佐賀県人会、還暦祝う=母県から15人が慶祝に=更なる友好深化に向けて

中倉議長(左)や副島副知事(中央)もサンバ隊に交じり笑顔を見せた

 ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)が2日、創立60周年を祝ってサンパウロ市の同会会館で記念式典を行なった。副島良彦副知事、中倉政義県議会議長および一般参加者含め15人の慶祝団を迎え、会発足から還暦の節目を祝った。  1910年、サントス港に到着した第2回ブラジル移民船「旅順丸」に乗船していた15家族60人が先駆けとなり、これ ...

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舞踏家・大野さん弓場で舞う=農場創立80周年を記念して

小原さん(左)と大野さんの共演

 サンパウロ州ミランドーポリス市の弓場農場(コムニダーデ・ユバ協会、弓場常雄代表)が創立80周年を記念し7月9日夜、舞踏家の大野慶人さんを招いて公演「花と鳥―内部と外部」を行なった。劇場は各地から訪れた500人の人手で埋まった。 「舞踏」は大野さんの父・一雄氏や土方巽氏が1960年代に確立した前衛芸術で、国外でも日本を代表する舞 ...

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憩の園、慈善バザー=園の歴史をパネルで展示

憩の園の皆さん

 救済会「憩の園」(吉安園子会長)による「第41回慈善バザー」が15、16の両日、同施設(Rua Jardim de Repouso Sao Francisco, 881, Parque Maria Helena)で開かれる。入場料5レアル(抽選券付)。 今回は新たな試みとし、「Linha do Tempo」をテーマに63年間の ...

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■訃報■千葉勇さん

 ブラジル社会で最も有名な日系人の一人、精神科医の千葉勇(イサミ)さん(二世)が2日午後7時ごろ、サンパウロ市のシリオ・リバネス病院でがんのため亡くなった。享年74。伯字紙、テレビも大きく報道している。 ベストセラーの自己啓発本『Quem Ama,Educa!(愛するなら教育しなさい)』の著者としても有名。テレビにも頻繁に出演し ...

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大耳小耳

 1日付け大耳小耳欄で茶葉モリンガの葉の変色について触れたところ、モリンガの乾燥葉製造に携わるパ国在住の女性から次のような意見が届いた。「モリンガの葉はタンパク質を多く含んでいるため、乾燥温度や時間を誤ると腐敗し、茶に変色する。温度と時間を管理すれば緑の乾燥葉ができる。収穫後そのまま置いておくと茶ばみ、ドロドロと溶け出すし、常温 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(17)

 「(冬のある日)底冷えのする寒さとなった。原始林に沈む夕陽が真っ赤だった。空は澄み切っていた。霜の前触れだった。山も畏怖する様に鳴りをひそめた。 霜! 人々は恐怖に脅えた。朝、全山が白銀に包まれていた。真っ赤な朝日が原始林から昇り、中天にかかり、落ちて行く頃には、昨日まで青々としていたカフェーの葉は、褐色に萎え、カラカラに枯れ ...

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宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(14)

 これで自分らの縁はおわりだと思うと、足もとに亀裂がはしり深淵に転落してゆく気持ちになった。 ところが、それは太一の思い違いで、彼は女性には月経のあるのもしらなかったが、はなもそのことは言わなかった。このように為すことすべてがちぐはぐな夫婦であった。いく日かたって女のほうから、男の手をもとめてきたので、太一は嬉しくなり不安がうす ...

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一対の肖像画に込められた想い

現在はブラジル人所有の農場の中にある、最初の墓碑「開拓犠牲者の碑」

 平野植民地入植百周年式典を取材し、感じ入る点が多々あった。まず旧会館の舞台の左右に掲げられた一対の肖像画だ。3月に取材した時にはなかった。式典のために秘蔵品を蔵出ししたに違いない。左が松村貞雄総領事、右が平野運平だと一目で分かる。署名を確かめると半田知雄。依頼者の想いをくみ取る気魄が感じられる絵だ▼全伯のいろいろな会館で式典を ...

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