ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)が創立60周年を迎えるにあたり、文協地下の改築工事「文化空間プロジェクト」を進めている。呉屋会長、原田清評議員会長が来社し、改めてその展望を語った。 呉屋会長は「料理ができるスペースなどを作り、もっと多くの人に利用してもらいたい。人の出入りを増やし、史料館の来場者も増やしていければ」と構 ...
続きを読む »2015年10月30日の記事一覧
進出企業の必備書が発売=知的財産法を網羅
書籍『ブラジル知的財産法概説』が信山社より発売された。日語281頁。著者は元国家工業所有権院長官のヒサオ・アリタ氏、弁護士でサンパウロ大学法学部教授の二宮正人氏。 工業所有権法、著作権法からインターネット上の権利義務など幅広い範囲に検討されている。また、フローチャートを用いて誰にでも分かりやすく掲示した。 二宮氏は「進出企業が ...
続きを読む »サンタクルス病院を御訪問=両殿下御訪問記念碑を除幕=コーラス隊に笑顔と拍手
秋篠宮同妃両殿下は28日午後2時、サンパウロ市内のサンタクルス病院をご訪問、記念碑の除幕式に出席された。コーラス隊の少年少女30人による歌の出迎えを受け、昭和天皇からの御下賜金を受けたのものの、敵性資産として接収された歴史にも深い関心を示された。 ブラジル初の日系医療機関であるサンタクルス病院最初の建設費は、1934年に昭和天 ...
続きを読む »第44回ふるさと巡り=メキシコ、交流と歴史の旅~榎本殖民地を訪ねて~=(6)=榎本殖民の「夢の跡」へ=墓石に残る日本人の名
恥ずかしながら最後まで地名が覚えきれなかったのだが、一行はトゥストラ・グティエレス(tuxtla gutierrez)まで飛んだ。隣国グアテマラに面したチアパス州の州都で、約50万人の都市である。夜、空港に着いたとき、90人の日本人を地元に人が珍しそうに見ていた。観光名所もないし、こんなに多くの日本人が来ることもないのだろう。 ...
続きを読む »天国の前味を知った人々
2000年10月、サンパウロ市パライゾ区の教会で、「平和・平安」を意味するヘブル語の「シャローム」という名のデイサービスが始まった。当初は火曜日だけだったが、需要に応じるために火、木の2回になり、現在まで続いている▼利用者は延べ135人で、平均年齢は90歳。100歳を超える利用者もいる会は、歌やゲーム、工作、昼食とその後の団ら ...
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