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7月 2016の記事一覧

『セクロピア 一本の木、たくさんの命』刊行

 「皆さん、大好きな木はありませんか。この本を読んで、眠っていた記憶を思い出してみては」と語るのは、国立アマゾン研究所で菌類学を研究する石川ノエミア和江農学博士(43、三世)。『セクロピア 一本の木、たくさんの命』の編者の一人だ。 「キノコが大好き」と語る石川さんが、研究室の窓から発見したキノコから物語が始まる。観察から転じて、 ...

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大耳小耳

 サンパウロ市内ではシュラスカリアよりも和食店の方が多く、さらに多いのは「ピザ屋」と「歯医者」だとか。この不景気でも、授業が終わった後にテマケリアに立ち寄り、1個15~20レアルもするような手巻き寿司を、二つも食べる学生の姿もチラホラ。すでに手巻きはかなり広がっているが、次はもう少し安価な「おにぎり」はどうか。価格は10レアルぐ ...

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田中慎二『日系美術史』刊行=資料蒐集30年余りの成果=「絵描きの目で見た深い内容」

豊田豊さん、宮尾進さん、田中慎二さん

 「絵描きの目で書いたすごく深い内容になっている」――21日夜に文協ビルの県連会議室で行われた『ブラジル日系美術史』刊行記念会で、宮尾進サンパウロ人文研顧問は、田中慎二さんの著書をそう称賛した。当日は芸術家仲間らを中心に約50人が出席し、初めての本格的な日系美術史の刊行を祝った。 最初に本山省三人文研理事長は「田中さんにしか書け ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(33)

 一人の二世(日本人の子弟)が彼とすれ違い、行儀よくお辞儀をした。彼もそれに応えてちょっと頭を下げた。若い二世は兵役中のようで、士官候補生の軍服を着ていた。 その姿を見て、兵譽は過去の恨みなど払拭して、新しい時代を生きている人々を目の当たりにして、感慨深かった。リオでは日本人の植民地もなく、そういった時代の移り変わりも感じること ...

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草の根協力でプール改修=マナウス養護施設「長年の夢」

竣工式であいさつする後藤修二総領事

 アマゾナス州マナウス市の養護施設モアシル・アウヴェスで、日本政府の草の根無償資金協力によるプールが完成し15日、竣工式が開かれた。施設の子どもらは早速プールに入り、時折歓声を上げながら水遊びを楽しんだ。 式では在マナウス日本国総領事館の後藤修二総領事が、「改修された施設を最大限に使ってほしい」とあいさつした。マナウス市教育局の ...

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コロニア七不思議、日本の都市名が並ぶ街のナゾ

東マリナさん

 カトリックに関する、ちょっと考えさせられる逸話を二つ立て続けに聞いた――一つは、「私の記憶が始まるのはブラスの移民収容所からなの」という言葉だ。3日に聖母婦人会のバザーに行った折、たまたま声をかけた女性からそんな言葉を聞き、赤子移民の頭の中をのぞき見た気がし、深く感心した▼言葉の主は東(あずま)マリナさん(88)、1928年6 ...

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五輪サッカー=ボランチいないけど大丈夫?=ミカーレ監督の奇策か

サッカー五輪代表のロジェリオ・ミカーレ監督(Rafael Ribeiro/CBF)

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リオ五輪直前=テロ画策容疑で10人逮捕=ネットでISに忠誠誓う=パラグアイに自動小銃注文=まだ2容疑者が逃走中

会見を行うモラエス法相(21日、José Cruz/Agência Brasil)

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サンターナ夫妻前言翻す=受領した金は選挙の裏金=ジウマ氏庇うために嘘?

2月22日のLJ第23弾でオデブレヒト社に乗り込んだ連警職員達(Rovena Rosa/Agência Brasil)

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Icesp=癌特効薬の治療実験開始=第1弾は10人の患者対象

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