現在開催中の第19回日本祭りで保険会社「損保セグーロス」(旧安田マリチマ保険)が、熊本地震の復興支援イベントを実施する。 被害を受けた加入者に対し、保険会社という立場から支援をしてきた同社。同県を心配する日系社会の声を受け企画された。 スローガンは「頑張ろう 熊本!」。熊本日日新聞社提供の写真展や、来場者に千羽鶴を折ってもらい ...
続きを読む »7月 2016の記事一覧
大耳小耳
千葉県船橋市の「ふなっしー」など日本では「ご当地キャラ」が大流行だ。郷土の特徴をヒントにしたキャラクター、マスコットをつくり、観光や町おこしの起爆剤として重宝されている。その波に乗って、ついに今回の県連日本祭りでは「県人会キャラ」が登場することになった。福島県人会では、なんと郷土名産「あかべこ」と「喜多方ラーメン」を一緒にした ...
続きを読む »パウリスタ・スポーツ賞=現役メジャーが喜びの声=サ・アマーロ出身オルランド
ニッケイ新聞が先月16日に主催した第60回パウリスタ・スポーツ賞で、野球部門から選出された現役メジャーリーガー、パウロ・ロベルト・オルランド外野手(30)が米国から喜びの声を寄せた。 受賞の一報を受け「決まったと聞きとても嬉しかったし、さらに成長しようという気持ちが高まった。他のブラジル人選手への刺激にもなったと思う」と語った ...
続きを読む »日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(27)
組合の墓地は十字架で埋まり、手狭になったほどである。居城半藏の両親を含めた小数の者だけが生き残り、そこで築きあげた少しばかりの財産を投げ出して、移民収容所に助けを求めたのだった。地獄から抜け出した家族は浮浪者のような格好でやっとのことで移民収容所にたどり着いたという。 居城半藏の一家はバストスに送られた。バストスでは兵譽と半藏 ...
続きを読む »非日系による短歌集が刊行=『水平線の小径』、日英ポ語で
詩人で写真家のライムンド・ガデラさん(62)の新しい短歌集『水平線の小径』が6月、エスクリトゥーラス社から刊行された。日英ポ語で書かれ、歌の内容を表現した絵とともに楽しめる、充実した書籍となっている。 109首の短歌と画家のセルジオ・ゴメス氏による58の絵を併録した力作。「巡歴」「適合」「通過」の3章から成り、人生に訪れる希望 ...
続きを読む »五輪メダリストも登場=日本祭りスポーツコーナー
「スポーツと健康」をテーマとした第19回日本祭り。在聖総領事館主催の柔道ワークショップで、バルセロナ五輪金メダリストのロジェリオ・サンパイオ(土曜午後5時から)、アトランタ五輪銅のエンリケ・ギマラエンス(日曜午後1時から)の両氏が『スポーツコーナー』で講演及び実演を行う。 同コーナーは1500人収容可能。柔道のほか空手、剣道、 ...
続きを読む »自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(35)
結果は、最初から解かっていた通り、万事休す。一時、お先き真っ暗に。これも自業自得の定めかと、サー、何とする。農家に支払うお金はゼロであり、品物の仕入れも完全にストップ。打つ手なしのこのままでは、帰るところもなし。 「ままよ」と、とりあえずコーヒー一杯。 俺の人生もこれまでかと、あるバールにふらりと這入った。気付くと奥のカウンタ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
日本祭りが開幕を迎えた。郷土食を販売する各県人会は特に、準備に大忙しの一週間を過ごしたようだ。 水を差すようで悪いが、知人の日系人から少し残念な声を聞いた。「日本祭りは今年も行かないと思う」。この祭りにしかない日本食にも、アニメにも、企業ブースにも関心がないという。そんな声を偶然、複数のデカセギ子弟から聞いた。 中にはボランテ ...
続きを読む »灯ろう流し、二宮金次郎像、富士山と鳥居
「あれは、1949年11月29日だった。あちこち旅行して、最後にうちのペンソンで自殺したんです。今西ケイタロウという人でした。父も同じ日蓮宗だったので、翌年のお盆、彼を弔うために灯ろう流しを始めたんです」。6月26日、リベイラ河沿岸日系団体連合会創立10周年の折りにセッチ・バーラス会館を訪れ、何気なく後ろの方に座っていた人に話 ...
続きを読む »パトの次のプレー先は?=イタリア名門からオファーも
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