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2016年10月29日の記事一覧

霊友会=春祭りとバザーを6日に=安価な手作り料理を販売

(左から)山本副委員長、三浦委員長、アウベスさん

 ブラジル霊友会(岡本ジュリオ謙三会長)が来月6日午前10時から、同会館(Rua Vergueiro, 3507 – Vila Mariana)で『第30回春祭りと慈善バザー』を開催する。入場無料。  毎年2千人ほどが訪れる同祭。食事を楽しむ来場者が多く、焼きそばや天ぷら、春巻き、シュラスコなどが、4~5レアルと手頃な値段で販売 ...

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三笠宮さま薨去=サ総領事館で弔問記帳

 大正天皇の第4皇男子で、天皇陛下の叔父にあたる三笠宮崇仁親王殿下が27日に薨去された。これを受け在聖総領事館は31、1両日、弔問記帳を実施する。午後2時から5時まで。殿下は58年に日本移民50年祭のため、皇室として初めてご来伯されていた。

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大耳小耳

 日豪プレスの池口アイク社主と邦字紙の将来について話していると、「日豪にはワーキングホリデーがあるので、日本人はどんどん増えている。司法試験に合格した東大法学部の女子学生が最近、その制度を使って記者に応募してきたので驚いた」とのこと。日本と最初に同制度を始めたのはオーストラリアで、今でも参加者の半数が同国を目指す。2番目はカナダ ...

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南米相撲大会=男女ともブラジルが団体総合V=個人戦も表彰台を独占

団体優勝した伯国チーム

 ブラジル相撲連盟と南米相撲連盟は15、16の両日、南米相撲選手権大会を開催した。男子は21回目、女子は9回目となる今年は、サンパウロ市ボン・レチーロ常設土俵場が舞台となった。  伯、亜、パ、ベネズエラの4カ国から100人を越える選手が参加し、来年ポーランドで開催される世界大会の予選を兼ねた。  男女ともブラジルが団体で優勝し、 ...

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『百年の水流』開発前線編 第二部=南パラナ寸描=外山 脩(おさむ)=(8)

東野家の受難  話の時期は、再び1942年に戻るが、ケブラケブラは、実はパラナグア湾の南岸地域より半年前、クリチーバの市内で起きていた。  AYUMIによると、1942年3月19日、ほぼ1万の群衆が、市内中心地のプラッサ・オゾリオに集り、気勢を上げた後、枢軸国人の商店、銀行、工場、クルーベを襲った。  その頃は未だ市街地の日本人 ...

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道のない道=村上尚子=(27)

 パトロンは、よく太っていて、後の壁と粗末なテーブルの間に、どっしりはまり込んだ。色白の短い首に、大きな頭が乗っている。  その彼は、見かけと違って、テキパキしたボリュームのある声で話し始めた。大きな目玉に、ぐいっ! と力が入った。 「尚子さんに、再婚の話をもってきました」と言う。  相手は、山本一郎といって、イビウーナの町でバ ...

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オーリャ!

 先日の宮崎県人会留学50周年式典は、制度帰伯者を中心に企画し、一世が脇を固める形で運営した。つつがなく終えたので、大方成功といってよい。  同県人会は前会長の谷広海さん始め、吉加江ネルソンさん、黒木慧さんなど個性的な印象だ。現役役員らはそんな古参が多いながらも、日本祭りを若者に任せるなど、少しずつ世代交代を図ってきた。  思え ...

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