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2017年11月24日の記事一覧

《ブラジル》小桜舞子、二年連続来伯公演=アンコールは総立ちで感激の涙

太鼓演奏と共に歌った小桜さん

 演歌歌手・小桜舞子(テイチクエンタテイメント所属)の公演が19日14時と19時からサンパウロ市の文協大講堂で行なわれ、合わせて約2千人が集まった。小桜さんは鮮やかな着物を身にまとい、演歌、歌謡曲、民謡など幅広い楽曲を披露。二年連続となった当地での公演は盛況のうちに幕を閉じた。  「ブラジル大好き!」――。公演の終盤、観客総立ち ...

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サンロッケで強盗事件多発=計画的犯行、飼い犬に毒盛る

 サンパウロ州サンロッケ市で強盗事件が相次いでいる。7月17日午後6時頃に日系夫婦が被害に遭い、怪我はなかったものの、現金や貴重品、スポーツ道具などを取られていたことがこのほど分かった。近隣一帯では同様の被害が多発している。  夫婦が孫と敷地内の別宅で寛いでいたところ、突然、猟銃の音がした。壁に2発ほど着弾し、2人組の強盗が家の ...

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コチア青年講演会、30日=二世への世代継承テーマに

(左から)広瀬副会長、伊下副会長

 コチア青年連絡評議会(前田進会長)は、『講演会』を30日午後1時から同会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で開催する。入場無料。  今回は、二世への世代継承がテーマ。コチア青年二世の弁護士・古藤ウィルソン氏による基調講演『日系社会の将来、後継者の育成について』の後、各界で活躍する二、三世の6人による ...

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■訃報■西田康二さん

西田康二さん

 ニッケイパラセホテルの副社長代理やブラジル山口県人会顧問を歴任した西田康二さんが14日午前8時、心筋梗塞のため自宅で亡くなった。享年80。  西田さんは1937年3月、山口県で生まれた。同県立医科大学(現山口大学医学部)を中退し58年に渡伯、バストス市の養鶏場に入った。  その後59年から2年間、日伯毎日新聞の社会部記者として ...

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大耳小耳

 日本ブラジル中央協会(大前孝雄会長、在東京都)の機関紙『ブラジル特報』1641号が11月に刊行された。《追悼:松井太郎さん/ブラジル日系文学屈指のストーリーテラー作家の死》(岸和田仁編集人)の追悼文が俊逸だ。《「ジュアゼイロの聖者」は、マノエル・デ・アルメイダ・フィリョの原作コルデル冊子本の翻訳であるが、口承韻文できれいに韻を ...

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戦争と移民「沖縄ディアスポラ」=『日本文化』6巻、販売開始=なぜ強い影響力生まれたのか?

日本文化6巻

 サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は6日、『日本文化6~戦争と移民、沖縄ディアスポラ~』を刊行した。主題は「沖縄戦」だ。第2次大戦における日本では数少ない陸上戦を体験した沖縄。その評価は、戦争を指揮した本土側と戦場となった沖縄側で全く異なる。本書は両者の見解に、戦争体験を持つ県系移民らの視点を加えたコロニアならではの一冊。沖縄 ...

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県連故郷巡り ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第26回=悲劇のレオポルド親王

1889年に立ち寄った日本で、着物姿で記念撮影したレオポルド親王(日本移民史料館蔵、[Public domain], via Wikimedia Commons)

 二宮さんの指摘を受けて『ブラジル人国記』(野田良治、1926年、博文館)をひっくり返してみた。1880(明治13)年にアルツル・シルベイラ・ダ・モッタ海軍少将(後のジャセグアイ男爵)が天津で李鴻章と会見し通商条約締結の折衝をした帰路、11月16日に横浜に上陸し、3週間滞在(328頁)した。ブラジル人としては二人の日本公式訪問だ ...

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回想=渡満、終戦、そして引き揚げ=浜田米伊=(9)

 すると思いがけなく、そこの地主の国井さんという人が、こちらが払った分をそっくり持ってきて返して下さったことには、みんなが驚きました。こちらがやめたものだから、そのお金を返してもらえる等とは誰一人思っていなかったのです。ブラジルにもこんなに心の温かい人がいるものだと、有難く思いました。  こんな事で、1962年に自分の土地に入植 ...

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ブラジルの人種差別、実際のところ

タイース・アラウージョ(右、Pedro Moraes/GOVBA)

 先日20日、サンパウロ市をはじめ、一部自治体では「黒人の意識高揚の日」ということで祝日だった。毎年この日に、黒人に対する差別問題について深く考えることを促すのを主な目的としたもので、マスコミもこの日に向けて問題提起を投げかけている▼だが、マスコミが問題を投げかける以前に、今年の場合はひとつの悶着があった。黒人女優タイース・アラ ...

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