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ジャラポン砂漠=都会人の心をいやす砂丘

4月11日(金)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】トカンチンス州のジャラポンは、ブラジル映画『デウス・エー・ブラジレイロ』の舞台となった砂漠地帯。同州の中で人口密度が最も低く(一平方キロメートル当たり一・三人)、携帯電話のような〃文明の利器〃を使うことはできない。「都会の生活に疲れた」という人にお勧め。
 まずトカンチンス州の首都パウマスへ行き、車に乗り換える。アスファルトがあるのは初めの約一時間三十分のみ。そこからジャラポン地方の町の一つであるポンテ・アウタ市まで、土ぼこりを立てながらさらに一時間三十分ほど走行する。そこからさらに車を走らせ、ポウザーダ(ホテル)・ド・ジャラポンに到着。ここまでの道はハードなので、一休みしてから付近の観光地を満喫するのが良いという。
 滝や湖など数多くあるが、やはりオレンジ色がかった砂丘の風景が最大の見所だろう。砂丘の高さは四十メートルに及び、川が砂丘の間を流れている。奥にはエスピリト・サント州の山脈が見える。