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音楽流れる町=アラカジュー SE=2番目の計画都市

10月18日(土)

 ブラジル最小の州・セルジッペ州の州都アラカジュー。美しい海岸のある治安の良い町だ。人々はのんびりした気性を持ち、街は一日中音楽が流れ、陽気な雰囲気に包まれている。
 同市観光局によると、この「のんびりさ」と「治安の良さ」が観光客を同州に引き寄せている理由だという。セルジッペ州観光局のペドロ・ヴァラダーレス長官は、「治安が良いことを保証する。もし、観光客で所有物を盗まれた人がいたら、当局が弁償する」と明言している。
 同市はブラジルで2番目につくられた計画都市で、1855年に創設された。ちなみに最初の計画都市はピアウイー州のテレジーナだった。
 セルジッペ州の歴史に興味がある人は、メモリアル・デ・セルジッペ(トレーゼ・デ・ジューリョ海岸ベイラ=マール大通り626番)へ行こう。前植民地時代から現在までの6千点にも及ぶ展示品が、同州の歴史を語る。また、第2次世界大戦に参戦した記録もある。
 パッサレーラ・ド・カランゲージョ(カニ橋)では、州都で最も美味のカニが食べられる。また、バールやレストランも、郷土食から国際的な料理まで幅広いレパートリーがある。
 (エスタード・デ・サンパウロ紙)