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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(3)=マラリアに五十数回罹る

1954年5月20日、神戸移住斡旋所で移住する30家族一同が記念写真(『グヮポレ移民50年史』、トレーゼ・デ・セテンブロ文化協会、2003年)

 17日の夕食会に駆け付けてくれた地元の田辺俊介さん(69、鹿児島県)は、ロンドニア日伯文化協会の発起人の一人。6歳で家族と入植し、ずっとポルト・ヴェーリョに住む。29家族のうち、現地残留組は田辺家、須藤家、門脇家、松野家など4、5家族だという。「母親は3人生きているが、父親(家長)の方は全員死んだ」とも。  やはり過酷な生活が ...

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Asflora=恒例の植樹祭に約200人参加=後生に継続される森作り

植樹祭に参加した生徒ら

 【ベレン発】アマゾニア森林友の協会(Asflora)がパラー州ベネビーデス市内の総合施設マリアポリスで先月24日午前、恒例の『ミヤワキ2017植樹祭』を行った。  敷地内の小学校と地元NGO団体の児童150人を中心に、約200人が集まり1500本を植樹した。  佐藤卓司代表は、「在来種を混密植して土地本来の森を作る」ことを目標 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(2)=29家族中、4家族のみ残留

60年ぶりに再会した田辺さん、田辺夫人、竹中さん

 ポルト・ヴェーリョのセントロから、ボリビアとの国境の町アブナンまでは、直線距離でわずか190キロ。ところが首都ブラジリアまでは1900キロ、サンパウロ市にいたっては2465キロもある。アマゾン河口の町ベレンまでは、やはり1900キロも。東京駅から静岡駅で約190キロ、2千キロなら台湾にとどく。ブラジルの大きさを改めて痛感する。 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(1)=60年ぶりの「ふるさと」へ

ベレンからアマゾン河を遡り、マナウス手前で支流マデイラ川にはいって、そこから761キロも上がって、ようやくポルト・ヴェーリョに辿りつく(By Kmusser, via Wikimedia Commons)

 今回の「故郷巡り」ツアーを一言でいえば、「承前啓後(しょうぜんけいご)」か――「過去を受け継いで、未来を導き開く」という意味だ。ボリビアとの国境である奥アマゾンのロンドニア州都ポルト・ヴェーリョ、そして一番新しい州トカンチンスのパウマスでは、ブラジル近代史と一体になった、とんでもなくダイナミックな日本移民の姿があった。3月17 ...

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ベレン小林所長が離任=感謝の思い込め、下旬に

小林雅彦所長

 在ベレン日本国領事事務所の小林雅彦所長が今月下旬に離任することになった。帰国に伴い離任あいさつが編集部に寄せられ、日系社会への感謝が綴られた。  「ベレン在勤は約2年8カ月間でしたが、88年の伝統を誇る日系社会の皆様と雄大なアマゾンの自然に囲まれ、大変印象深い勤務となりました」と振り返り、今後の節目に向けてエールも届けた。   ...

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JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第17回=受け入れてくれた地元に感謝

山下さんは前列左から3人目

 皆様、初めまして。現在マット・グロッソ州カセレス市で野球指導ボランティアとして活動しています山下裕太郎です。  日系ボランティア30周年記念という節目に立ち会うことができ、大変光栄に思います。日本から派遣されるボランティアにとっても、また現地で活動されている多くの人々にとっても、この「30年」は数字以上に充実した年月だったので ...

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大耳小耳

 本面7日付「サントス=旧街道下りで歴史と自然堪能=リベルダーデ歩こう友の会」記事中、《ピンクと白のマナカの花が咲き乱れる海岸山脈》という記述があったのに対し、当日の参加者の一人から「ただしくはクァレズマ」との指摘を受けた。マナカとクァレズマは非常に似た外見を持つ花だが、前者は「春」、後者は「秋」に咲く特徴がある。その参加者から ...

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ブラジル出版界=書店の売上が8・6%減少=アマゾン台頭と不況の二重苦

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海岸山脈はどうやって生まれたのか

地殻を構成するプレート群(By USGS, Washiucho [Public domain], via Wikimedia Commons)

 「どうやって海岸山脈(Serra-do-mar)ができたのか?」という質問を、今まで何十人にぶつけてきたが、納得できる答えは聞けなかった。あちこち取材旅行する中で、あの雄大な地形は最大の謎だった▼有名なポン・デ・アスカルなどのリオ市の絶景、クリチーバからパラナグアまで下る山岳鉄道の景色、特に印象的なのはサンタカタリーナ州の長大 ...

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ニッケイ新聞=『勝ち組異聞』日本で出版=勝ち負け抗争の連載選集=移民のナショナリズム解説=邦字紙100周年、パ紙創刊70周年

2日に日本で発売された『勝ち組異聞』(アマゾンならhttp://amzn.asia/7aEdCZz 無明舎サイトならhttp://www.mumyosha.co.jp/docs/17new/katigumi.html)

 ニッケイ新聞は2日に日本で、『勝ち組異聞』(無明舎出版、1800円)を出版した。勝ち負け抗争に関する連載から8本を選び、それぞれ記事で扱った事件や人物を歴史の中で位置づける解説文をつけたもの。移民による国境を越えた祖国愛「遠隔地ナショナリズム」の現実を考え直す具体的な事例が並べられており、ブラジル日本人移民史、ナショナリズム、 ...

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