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東西南北

4月2日(水)

 サンパウロ市モルンビー地区の高級レストランから、時価十六万レアル相当の食器五千五百七点(大部分はスプーン)が盗まれる事件が二月十六日に起こった。犯人の若者三人は分け前を争って仲間割れし、一人が他の二人を警察に密告した。盗品のうち、四万六千五百レアル相当の千八百九十九点は五千レアルで骨董品屋に売られており、警察は女店主を逮捕した。若者三人は窃盗容疑で告訴されたが、証拠不十分で釈放された。
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 十六歳と十七歳の若者二人が三十日未明、謎の死を遂げた。場所はサンパウロ州リオ・クラーロ市のパーティー会場。そこでは伝統的なバイレ・ダ・エスプーマ(泡舞踏会)に二千人が参加していた。市警は事件が殺人か、泡による中毒または泡発生器による感電死の可能性があるとみて捜査を始めた。死因は今週中に発表される予定。
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 自家製爆弾で武装した強盗団が三十一日、サンベルナルド・ド・カンポ市のサンパウロメソジスト大学に侵入し、助手を人質に取って大学構内をパニックに陥れた。強盗団は四十台中、八台のコンピューターからメモリーを盗み、逃げ去る時に、ペットボトル、ガソリン、火薬で作られた爆弾の導火線に火をつけた。導火線は同助手に抜き取られた。また、強盗団は別の建物のトイレで爆弾を爆破させたが、幸いけが人はゼロだった。
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 サンパウロ州クレメンチーナ市で二十七日、三十五歳の女性が体重六・一キロの大きな赤ちゃんを産んだ。赤ちゃんは女の子で、体長五十七センチ。「通常赤ちゃんの体重は三キロから三・五キロ程度ですが」とお産に立ち会った医師たちも驚いている。一九七一年にミナス州で生れた赤ちゃんの体重七キロが、ブラジルでの最高記録とのこと。

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