大耳小耳

ニッケイ新聞　２０１０年３月２５日付け

　今月２９日の社会福祉センターオープンに向けて引越し作業が進むサンパウロ日伯援護協会本部と総合診療所。５階建ての新センターのうち１フロアを福祉スペースに充てて、主に高齢者福祉活動に力を入れるつもりだ。「老いを楽しめる場になれば」と八巻和枝・福祉部長。気楽に一人暮らしの老人が集まれる場にすべく、「家で使わない囲碁や将棋の盤・駒など寄付してください」と呼びかけている。
　　　　　◎
　精進料理って何？　と聞かれて即答できる人は少ないのでは。専門家である棚橋俊夫さんの講演が２８日午後２時半から、イビラプエラ公園内日本館で行われる。禅の思想も取り入れた日本の伝統料理の歴史や考え方を知るいい機会になりそうだ。なお、正午からは協賛団体の裏千家ブラジルセンターによる「お茶会」（無料）が楽しめる。ゆっくりと心を静める休日にしてみてはいかが。
　　　　　◎
　今月３日、文協大サロンで初めて行われたフリーマーケット。第２回目の開催が来月７日に決まった。ご自宅にある古本、古着、手芸品のほか、農産物や商品の宣伝なども可。出店料は２０レアルで開催時間は、正午から、午後４時まで。出店希望者は来月５日までに文協図書館（担当森）まで申し込むこと。
　　　　　◎
　小欄の今月１９日付け老ク連のコーラス指導をしていた三木八重子さんの訃報に関する記事中、「享年７６」とありますが、享年６７の間違い。訂正します。