ホーム | 2015 | 2月 | 05 (ページ 2)

2015年2月5日の記事一覧

60周年記念事業を決定=コチア青年総会、8日に

(左から)羽島、村田、杓田各氏

 1次1回の着伯から今年60周年を迎えるコチア青年連絡協議会(前田進会長)は8日午前10時から、定期総会をサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会(Rua Fagundes, 152)で開く。 60周年記念の事業計画や予算の審議、承認もある。記念事業として9月に式典を開催して60本を記念植樹、コチア市にある高知県いの町との姉妹提携 ...

続きを読む »

飯星下議が3日に就任

飯星ワルテル連邦下議(PSD)

 飯星ワルテル連邦下議(PSD)が3日、ブラジリアの連邦議会で3期目の就任宣誓を行なった。 飯星氏は昨年の統一選挙でいったん当選していた。その後パウロ・マルフ氏が、汚職防止法で立候補取下げ扱いされていたことを不服とする裁判に勝った。そのため20万票余りを獲得していたマルフィ氏が当選扱いとなり、同連立中下位だった飯星下議が補欠に回 ...

続きを読む »

■今週末の催し

 7日(土曜日) ワンワン会、正午、NK会計事務所(Rua Martiniano de Caravalho, 181)     ◎ 懐メロ合唱の集い、正午、熟連クラブ(Rua Dr. Siqueira Campos, 134, Liberdade) 8日(日曜日) 山形県人会定期総会、昼12時半、同県人会館(Av. Liberd ...

続きを読む »

大耳小耳

 「五所川原市のねぷた」がサンパウロ市サンバカーニバルに初出陣する。市長や作業員19人の渡航費、国内輸送費として、市は2千万円以上を計上したという気合の入れようだ。地元出身の飛び職人らに話を聞くと、「青森ねぶた、弘前ねぷたに負けたくない」というライバル心もチラホラ。明治大正期の繁栄から一転、消滅し、96年にようやく復活――という ...

続きを読む »

武井誠さんを偲ぶ=サンパウロ 安良田 済=(4)=「九十の手習い」で随筆

 それから十年くらい後であった。コロニア詩文会は『コロニア随筆選集(全三巻)』の刊行を決めた。新井勝男君と私の二人の編集担当であった。第一巻は既に刊行し第二巻に取り掛かろうとしたときに、ふと杉武夫さんの事を思い出した。 応募して下さるなら、随筆も文芸の一つであるから、普通通りの価値観、意味も認識し直したことになる。決して決して悪 ...

続きを読む »

パナマを越えて=本間剛夫=28

流離 = 第一部       1  今日も回診の時刻になると、例の如く敵の偵察機がやってきた。いつも午前と午後、殆ど同時刻に現れるので我々は定期便と呼んでいた。敵は抵抗力を失っていると甘く見ているからに違いなかった。 ブリキの薄金を叩くようなキンキンと頭の芯に響く偵察機が、周囲十六キロしかない孤島の上空を何回か低空で旋回する。数 ...

続きを読む »

オーリャ!

 最近、編集部内に蚊が大量発生し、一同を悩ませている。各人が殺虫剤や蚊よけスプレーを撒いたり、虫除けを塗布したり、新商品のラベンダーの香り付き蚊取り線香を焚くものも出てきてテンヤワンヤ。 下宿先も同様で、管理人に相談したところ、入り口に薬剤入りの水を蒔いてくれ、「これで大丈夫!」と自信満々の様子。でも蚊の軍勢は一向に収まらず、む ...

続きを読む »

大アマゾンで生命の浄化?

 取材のため、アマゾン河口の町ベレンを訪れた。飛行機で3時間半、日本人の感覚からすれば外国旅行並みの距離感だ。機内から滑走路に降りるとムッとした熱帯の空気がまとわりつく。太陽が顔を出すと、まるで炙られている気分だ。人口140万人の大都市だが、生命を育む大アマゾンのパワーに満ちている▼朝の涼しい内にヴェル・オ・ペーゾ市場を訪れた。 ...

続きを読む »