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2015年7月4日の記事一覧

終戦70周年記念=桜組挺身隊の記憶=カンピーナス 伊藤喜代子=第2回=若い女性には苦痛な事も

女性や子供もたくさん参加していた(パウりスタ新聞1954年12月日付き記事の写真より)

 ブラジル各地から集まった桜組挺身隊の同志は、サントアンドレー市の町はずれで養鶏場を営んでいた人のところに落ち着いた。 共同生活を三カ月くらいやった後、軍によって強制解散させられるのだが、その後の同志の動向はしばらくの間伝わっていたが、今は、ほとんど私には分からない。 私とあまり年の差のないある女性で、料亭に働きながら苦学して、 ...

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吉岡黎明さんに旭日双光章=教育や福祉面での貢献に

出席者での記念撮影(前列左から2番目が吉岡さん)

 日本政府「平成27年度春の叙勲」で、救済会「憩の園」前会長の吉岡黎明さん(78、二世)が旭日双光章を受章した。6月24日午後3時より在聖総領事公邸で叙勲・伝達祝賀式が執り行われ、日本ブラジル文化福祉協会の呉屋春美会長はじめ日系4団体の会長、親族や友人等、20人以上が出席し、受章を祝った。 サンパウロ総合大学等で社会福祉士として ...

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第1回刻字アート展=色彩豊かな書並ぶ11日から

鈴木万紀さん、若松さん、鈴木素心さん

 刻字アートグループ(若松如空リーダー)が主催する『第1回刻字アート展』が11、12日両日午前9時から松原ホテル(Rua Coronel Oscar Porto, 836, Paraiso)で開催される。入場無料。 刻字とは木材やプラスチックを素材に、ノミで文字を彫り、種類によっては金箔や石灰などで色付けする書の一種。日本で江戸 ...

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コロニアかるた会、5日

 コロニアかるた会(橋浦行雄代表)が5日昼12時半から、鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323)で定例会を開く。会費は一人5レアルで一品持ち寄り。

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大耳小耳

 汎米日系人協会ブラジル支部の矢野敬崇会長は、「パンアメリカン日系人大会は国の日系人の結束を強め、二世、三世が一世の壁を破って自己アピールできる絶好の機会」と強調する。今回、初開催地となるドミニカ共和国では、大会を機にドミニカ日系基金(FUNDONI)が創設され、同基金でカラオケ大会が企画されるなど結束へ向かう動きが出てきたよう ...

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この不景気の出口はどこに=ブラジルが魁聖なら日本は豪栄道?=駒形 秀雄

 「やあ、元気ですね。景気はどうですか?」―しばらく前まではニコニコしながらこんな風に友人との会話が始まりました。ところが今はいけません。周りはどちらを向いても冴えない顔ばかり、「どこどこは金が無い。支払いが滞っているから気をつけろ」「俺の身内が職をなくしてブラブラしてるんだ。何か良い働き口はないか?」こんな類の話題ばかりです。 ...

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第34回 サバイバルに重要な「変化」を服装に見る

 ブラジルから日本に戻り、東京の街を歩いていると、最近は本当にネクタイをしているビジネスパーソンをほとんど見なくなった。私がネクタイをしてお客様のところへ行くと、かえって珍しそうな目で見られる。 もちろんノーネクタイは、震災後の日本全体の緊急事態から、国として推進した省エネを経た動きであるが、元来礼や格式を重んじるお国柄としては ...

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沖縄の「伝える力」

 本紙は日本の地方各紙と提携しており、つかず離れずの協力関係がある。そのなかで「沖縄タイムス」との関係がひときわ強いと言っていい。同紙は週に一度『ワールド通信員ネット』というコーナーを設けており、世界で活躍する県人、県系人のニュースを載せている。ブラジルの沖縄系コロニアについては、小紙が伝えていることもあり、提携紙のなかでは唯一 ...

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