ホーム | 2015 | 8月 | 11 (ページ 2)

2015年8月11日の記事一覧

富山村の谷先生が個展=〃日本の風情〃が好評

ノーボ・オリエンテ橋の絵を見つめる来場者

 サンパウロ州ミランドポリス市第3アリアンサ(富山村)で日本語教師を務める谷英志さんが先月25日、近郊ペレイラ・バレット市の「第54回盆踊り大会」に合わせ、同会場で個展を行なった。 2014年8月から赴任する同氏は、県立富山北部高校情報デザイン科の美術教師。鉛筆画を中心とした画家としても活動しており、日語教育に励む傍ら当地でも制 ...

続きを読む »

陶芸・美術作品展=新作も色々、今週末に

古賀さんの陶器作品

 陶芸家の古賀政子さんら主催の「第21回陶芸・美術作品展」が15、16の両日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区の大阪なにわ会館(Av. Domingos de Moraes, 1581)で開催される。初日は午後1時~6時、二日目は午前10時~午後5時まで。入場無料。 1995年から続くこの作品展、今回は古賀(陶芸)、緒方エミリア( ...

続きを読む »

アチバイア=9月に花といちごの祭典=半世紀の節目も祝って

去年の会場の飾りつけ(公式サイトより)

 アチバイア・オルトランジャ協会(吉田ネルソン高男会長)主催の「第35回花といちごの祭典」が、9月4〜27日までの毎週末(金〜日)と7日の祝日、エドムンド・ザノニ市立公園(Av. Horacio Neto, 1030)で開催される。開場時間は午前9時~午後6時。 今年は「外交120周年」をテーマに、同地産の花卉で会場を飾りつけ。 ...

続きを読む »

大耳小耳

 技術者の能力向上や交流を目的に行なう『国際技能競技大会』が12日からサンパウロ市アニェンビー展示場で開催される。中南米では初。溶接やウェブデザイン等、50の競技に世界59カ国、約1200人が集う。日本からは40競技、44人の選手が出場。2007年の静岡大会を最後にメダル獲得数1位の座から遠ざかっている日本だが、当地の日系人の応 ...

続きを読む »

北米報知=百年前の禁じられた国際結婚=演劇で蘇る日系家族の物語

「青木軍次郎とヘレン・グレディス・エメリー

 【北米報知7月30日】米国ワシントン州シアトル市内トリニティー・エピスコパル教会が150周年を迎え記念行事を予定。8月12日には、20世紀初頭の日本人移民と米国市民の結婚にまつわる騒動や家族のつながりを描いた演劇『グンジロウ叔父さんの恋人(Uncle Gunjiro’s Girlfriend)』が上演される。 同劇 ...

続きを読む »

北米報知=シアトル日本庭園55周年=関係者が集い記念日祝う

シアトル日本庭園開園55周年を祝う舞踊と三味線演奏

 【北米報知7月30日】米国ワシントン州にある「シアトル日本庭園」が開園55周年を迎え、7月24日に記念イベントを開催。大村昌弘総領事をはじめ、庭園、コミュニティー関係者が当地に伝わる日本の雰囲気を堪能した。 シアトル日本庭園は1909年のアラスカ・ユーコン太平洋博覧会を機に建設計画があがり、37年にワシントンパーク植物園内に造 ...

続きを読む »

宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(19)

 後に婆さんはある老人によばれてU町にこすと、息子のジュリョというのが嫁のベネジッタをつれて引き越してきた。そしてすぐに馬に曳かしてやる泥こねの仕事についた。それが夜になると隣にきかすように騒がしいのである。 ある夜、隣の部屋があまりにもきしむので、目ばしこいのと好奇心の人いちばん強い千恵は、耐えきれずに板壁の節目からのぞいてみ ...

続きを読む »

樹海

 長崎に原爆が投下されてから70年の9日、8月に参加するカラオケ大会では毎回「長崎の鐘」を歌う知人(80)の兄(93)が亡くなった▼7日夜、「人が識別できなくなった」と聞いた後だけに、最初に来たのは「やはり」との思いだったが、「父の日」に父や祖父、長兄にあたる人を亡くした遺族の悲しみはいかばかりか。知人夫妻らは同日、郷里ジュキア ...

続きを読む »

日伯外交120年の絆・日本祭り=サンパウロ 平間浩二

日本祭り会場入り口にて

 26日は前日の豪雨と打って変わって雲一つない晴天に恵まれた。最終日の今日は、それにふさわしい最高の日本祭り日和となった。 ジャバクァラ・メトロ駅からサンパウロ・エキスポセンター行きの無料送迎バスがピストン輸送している。そのバスに乗ろうとしている行列を見て驚いた。毎年乗っているが、今年ほどの長蛇の列はなかった。待つのは苦痛であっ ...

続きを読む »

遠山の金さん(入墨考)=ピラール・ド・スール 伊勢脇英世

 鎌谷さんも書いて居られるように、きれいな肌に入墨はいただけません。ぶっ殺しても死にそうもない大男が、腕がまっ黒になる程施してあるのも受入れ難い。 入墨のそもそもの始まりは大昔、一般市民と罪人を区別するために為政者が思いついた模様です(50年以上前の『オール讀物』の、誰の作品だったか『無宿人別帳』にありました)。 ずっと後の話に ...

続きを読む »