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2015年8月19日の記事一覧

「先祖に感謝伝えたい」=若手日系人が公演「縁」企画=ダンスと音楽で移民顕彰=120周年記念し、29日

水本さんと藤田さん

 「先祖に感謝の気持ちを伝えたい」―。そんな想いを抱いた若手日系人4人が、昨年グループ「エン・ラッソス」(En Lacos=縁・絆)を結成し、外交120周年を祝う記念公演「縁―運命の絆」を企画している。29日午後7時半からサンパウロ市のFECAP劇場(Av. Liberdade, 532)で、日系アーティストを中心に約60人が集 ...

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技能五輪=日本は金5個で3位に=情報網施工が6連覇達成

16人のメダリスト(後列)ら

 青年技術者がものづくりの腕を競う「第43回技能五輪国際大会」が12~16日、サンパウロ市で開催された。日本勢は5種目で金メダルを獲得し、昨年の4位を上回る3位に入る健闘を見せた。総メダル数は13個(銀3、銅5)。 17日午前、在聖総領事館へ結果報告に訪れたメダリスト16人に対し、中前隆博総領事は「気候や言葉、時差はもちろん、機 ...

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英霊と平和に祈りを=靖国慰霊祭、23日

(左から)来社した下本、浜口、寺田、上妻さん

 靖国・ド・ブラジル(浜口イネス晴海会長)が『第58回慰霊祭』を23日午前9時半から、三重県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3352)で開催する。 神道式で、上妻博彦神主が執り行う。靖国神社に祀られた246万6532柱に祈りを捧げると共に、ブラジルの開拓先亡者の慰霊も行う。 浜口会長、下本八郎副会長、上 ...

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ありあんさ仲間、集まれ!=親睦会50周年、30日

(左から)市川会長、橋浦さん

 ありあんさ郷友会(市川利雄代表)の『第50回親睦会』が30日午前10時から、サンパウロ市の沖縄県人会(Rua Thomas de Lima, 72, Liberdade)で開かれる。 この親睦会はサンパウロ州アリアンサ移住地出身者の再会の場として始まり、例年約350人が出席し友好を深める。50回目となる今年は中前隆博在聖総領事 ...

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「家族皆で楽しんで」=ピニャールびわ祭り

山田実行委員長と徳久会長

 びわが食べごろを迎える来月、サンミゲル・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール文化体育協会(徳久俊行会長)が同会館(Rodovia SP-250, km 162)で「第3回びわ祭り」を開く。 開催は5、6日の両日午前10時から、開会式は初日午前11時。入場は無料だが、ツアーなどアトラクションは有料。 びわ、デコポンやアテモイアな ...

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大耳小耳

 ブラジルに暮らして1カ月半、強く実感したのは時間感覚の違い。大都会サンパウロでも街中に時計がほとんどないし、地下鉄の駆け込み乗車も少ない。ある程度満席になると、皆目の前で発車する電車を悠々と見送り、次を待つ。一方日本では、例え地方の駅でも電車を目がけて走る、走る。まるで時間という目に見えない猛獣に追われているかのようだ。日本の ...

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淑徳大学研修団が来伯=「国の違いを体感したい」

淑徳大学研修団の皆さん

 「淑徳大学第30回ブラジル研修」が8月6日から始まった。同大学から研修学生7人が来伯し、約1カ月滞在する。引率の柴田征浩さん(キャリア支援室長)とともに10日、本紙を訪れ、それぞれ抱負を述べた。 ブラジルに縁の深い初代学長・長谷川良信氏の足跡を辿るべく、1986年に始まった制度。これまでの研修生は166人に上る。長谷川氏は60 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(25)

松原綿花農工商バーラ・ド・ジャカレ支店に入荷するカミニョンの列(1977年4月、『綿花王 松原武雄』より)

その数奇な運命 マツバラの後、ファゼンダ・ブーグレは、セラフィン・メネゲールという、やはりこの地方の事業家が買い取った。2015年4月現在、ブーグレでカナを栽培、それを原料に、バンデイランテスでエタノール工場を操業している。が、業界は危機下にあり、業者は何処も、経営は最悪事態にある。 思えば、ブーグレは数奇な運命のファゼンダであ ...

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宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(23)

 太一はそんな連中とはかかわりはなかったが、金まわりの早いチシャ作りをはじめたのであった。丈二が食料品店を買ってサンパウロ市にでるまでに、R村で二十年ちかくの歳月がながれている。その間に千恵の両親は亡くなっている。奥地で発病した太一はーどうせながくはもたない身体だからーと、覚悟をきめ義父に女房と子供を託するつもりで、この地にうつ ...

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深刻な差別では無いと思いたいが…

 高速バスの降り際、コラム子の横を「シネース」と言い、通りすぎるブラジル人女性がいた、その後話しかけてくる意図は全く感じられなかったから、からかう目的だったのだろう。 中国人と間違われて気に障ったのではない、悪意を感じたので、懲らしめようと「違うよ日本人だよ」と去り行く背中に呼びかける。「違うよ」と反応されると思わなかったのか、 ...

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