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2016年2月17日の記事一覧

長雨で地盤緩み床下に大穴=支援求めるカッポン文協

支援を呼びかける柿原セルジオ会長(当時)

 昨年末の長雨の影響から地盤が緩み、1月初旬、カッポンボニート文協(須田・カルロス・健示会長)の所有する管理人宿舎が崩壊の危険性ありとして取り壊されることが決まった。再建には8万レアルが必要で、1月23日に開催された聖南西文化体育連盟の定期総会に出席した柿原セルジオ同文協会長(当時)は、総会出席者らへ支援協力を求めた。 管理人宿 ...

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■今週末の催し

 20日(土曜日) 龍馬会定例会、午後2時、同会(Largo da Polvora, 96, sala 4, Liberdade) 21日(日曜日) アクリマソン学園創立50周年式典、正午、ニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)

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『日本文化』を読んで=ブラジルにおける日本文化の創造=宮城あきら(ブラジル沖縄県人移民研究塾代表)

平野植民地にある運平の胸像と拓魂碑

 最近ニッケイ新聞社が編集して創刊された『日本文化』誌に掲載されている諸論文を読んで、ブラジルに生きている私たち日系人にとって、「日本文化」、あるいは「日本(人)の心」とは一体如何なるものなのか、その創造はどのようになされるべきか、について、改めて考えさせられています。 ブラジル日本移民100周年以降、文協はじめ各都道府県県人会 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(95)

マリンガー  すでに記した通り、北パラナ土地=開発=会社は、ロンドリーナの西方に、多数の植民地をつくった。その内の三十数カ所に日本人が入植した。 しかし資料類で調べた限りでは、そこに興味深い人物やドラマチックな話題は見つからなかった。一カ所ずつ現地を訪れて取材すれば、発掘できるかもしれないが、丁寧にやれば、一年は要しよう。結局、 ...

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「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(9)

 リカルドとアナは、日本に到着するまで隣同士に座っていたが、はたから見るとその様子は、夫婦というより、たまたま乗り合わせた男女のようだった。【第5話】 日付変更線を越え、サンパウロを出発して3日目の夕方に成田空港に着いた。 リカルドとアナの「新婚夫婦」は、外国人向けの入国審査窓口の前にできた長蛇の列の最後尾に並んだ。リカルドと同 ...

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和風シュラスコはどうですか?

 ブラジルでポピュラーな団欒、文化と言ってもよいシュラスコ。招かれる度にとても美味しく満喫するが、困った事もある。 日本のバーベキューと違い、ひたすら肉ばかり焼いて、それを喉に流し込むのはもっぱらビールとコーラ。「日本では野菜も焼くし、飲み物には冷たいお茶も」と語ると驚かれ、「野菜なんて信じられない。腹一杯肉が食べられなくて可哀 ...

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