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2016年3月15日の記事一覧

サンパウロ市2カ所で寄席公演=芸人3氏招き17、18日

(左から)林家花、三笑亭茶楽、鏡味味千代3氏(広報用ポスターより)

 落語家の三笑亭茶楽、紙切り芸人の林家花、太神楽師の鏡味味千代3氏を招いた『寄席公演』が17、18の両日、サンパウロ市2カ所で開催される。初日は午後8時半からブルーツリーホテル・モルンビー(Av. Roque Petroni Junior, 1000)で、最終日は午前10時半からセントロのサンパウロ大学(USP)法学部大講堂(L ...

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■訃報■高田フェルナンドさん

 経営コンサルタント業務などを行なうリベルコン社の社長だった高田ノリオ・フェルナンドさんが14日、サンパウロ市アクリマソン区にある自宅駐車場の車内で亡くなっていたことが分かった。享年64。 サンパウロ州バストス生まれの二世。文協理事、日伯学園検討委員会委員長などを歴任した。昨年1月に一旦閉店した、パウリスタ大通りの老舗割烹「みや ...

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大耳小耳

 和太鼓芸能集団「鼓童」がブラジルツアーを開催している。新潟県佐渡島を拠点に活動し、1981年の結成以来、欧米、豪、中南米など40カ国以上5千回を超える公演を行なってきたという。サンパウロ市では本日15日午後9時から、「TEATRO ALFA」(Rua Bento Branco de Andrade Filho, 722  ...

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軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第18回=オリメシャ家の華麗な活躍

オリメシャ家族のフェイスブックに掲載されていた初代オリメシャと思われる写真

 Funarte(国立芸術基金)の機関誌『Programacao Funarte』87年4月号9頁には、多くの外国系サーカス移民の名と共にオリメシャや竹沢をあげ、《結局、世界中からここにアーチストたちは集まり、国内の動的な新正性を作り上げた。その子孫たちは、サーカス団員としてブラジル中に散らばって、子供たちに笑顔を届けている。子 ...

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「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(26)

【第13話】 10月半ばの週の水曜日は秋晴れ。昼間は、マンションの経営管理を委託している不動産会社から、「経営状況」について報告を受けた。久々の「仕事」だった。何もしなくても金が入ってくる結構な身分だが、もうあの世に行くまでに使い切れないほど貯まったので、これ以上稼いでどうしよう。 その夜は、約束どおり、ジュリアーナに会いに行く ...

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殺人か、自殺か―犯罪大国と自殺大国の悲しい比較

サンパウロにおける2010年までのリンチ事件の被害者数(Fatais=死亡、Feridas=負傷、出典=http://g1.globo.com/politica/dias-de-intolerancia/platb/)

 地理的な位置条件、勤勉性、ウソの是非に関する考え方など、日本とブラジルはいろいろな意味で逆だが、先日ニューズウイーク日本版サイト(www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3779.php)を見ていて、もう一つ加わった▼昨年7月21日付、舞田俊彦武蔵野大学講師が書いた記事中 ...

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我が妻のおもてなし=サンパウロ 平間浩二

 1973年1月、リオデジャネイロに彼女を呼び寄せた。その月に、ささやかではあったが、晴れて結婚式を挙げることが出来た。私が渡伯して2年目であり、本格的なブラジルの生活が始まった。 私は家内に対し、40余年経った今でも忘れられない苦い経験を持っている、というより大変に申し訳なかったと思っている。その罪の償いと思って、この文章を書 ...

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ニッケイ俳壇(879)=富重久子 選

ポンペイア  須賀吐句志
労はりの言葉をそへて御慶かな
【新年の祝辞「御慶」は、おめでとうございますという、とても優しい佳い言葉である。
 この句はその言葉の次に、きっと自分より年上の親しいお年寄りに「おめでとうございます。ようこそ、お元気でよいお正月を迎えられましたか?」と優しい労わりの声をかけられたのであろう。平坦でありながら優しさの込められた、しみじみ心に染む俳句である】

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