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2016年8月25日の記事一覧

サントス強制立ち退き初ミサ=サンパウロ市、リオで冥福を祈る

 ブラジル法務省アネスチア委員会が呼びかけた、独裁政権時代の人権問題を振り返る「アネスチア週間」(Semana da Anistia)が22~28日であることから、全伯各地で関連行事が実施中。日系関係でも次の行事が予定されており、主催者は一人でも多くの来場を呼びかけている。  25日(木)午後6時からサンカエターノ市立大学(US ...

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作家協会がリオで著書販売=文協で「榎本武揚」講演会も

著書を手にする知念明さん(左)と宮村会長

 ブラジル日系人作家協会(宮村秀光会長)は27、28日、リオ市フラメンゴ公園(Praia do Flamengo, 116)で行なわれる『第15回日本祭り』で著書の販売会を行なう。  精神科医だった故千葉勇さんの発案で、2015年3月に発足した同会。会員は現在35人ほどで、著書数は200冊にも及ぶ。正会員以外に、地方にも10人以 ...

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■今週末の催し

 27日(土曜日)  池坊南米支部花展、午前10時、サンパウロ市文化センター(Rua Verugeiro, 1000)、日曜日も      ◎  文化祭りと書籍市場、正午、スザノ文協(Rua Dibe Tanus, 535, Chacara Reunidas Guaio)、日曜日も      ◎  島崎藤村を偲ぶ会、午後2時、サ ...

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大耳小耳

 群馬県大泉町にあるブラジリアンプラザの再生(7月13日詳報)に向け、インターネット上で資金協力の呼びかけが始まった。NPO法人「交流ネット」が先導するもので、3千円から寄付を受け付けている。金額に応じ返礼もある。目標額は650万円と高額なので、両国に暮らす日系の同胞に声をかけてみては。詳しくは専用ページ(faavo.jp/gu ...

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雨にも負けず、1万5千人=郷土食、アニメ人気の土佐祭り

鏡割りで開会を祝う関係者

 高知県人会青年部(武田アウグスト部長)主催の『第5回土佐祭り』が、20、21日にサンパウロ市アグア・ブランカ公園で行われた。両日とも雨天での開催となったが、県人会手製の郷土料理やコスプレイベントを楽しみに、約1万5千人が来場した。  会場は、食事と雑貨の買い物が楽しめるバザリスタ区、2日間で40の演目が披露されたステージ区、ア ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(10)=南半球のハンデ乗り越え

エスタード紙1952年8月3日付スポーツ面には岡本の大きな写真が掲載された

 1952年6~7月は寒い冬だった。練習していたマリリアのプールがあまりに冷たく、練習を諦めることもあったほど。理想的な五輪準備にはならず、一時は「ただ参加できればいい」と諦めようかと迷うほどだったようだ。  ちなみに、今回のリオ五輪は、近代オリンピックとしては第31回目で南米初。それ以前に南半球で開催したのは、2000年のシド ...

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在聖総領事館=外交120周年の貢献称え=公館長表彰に仲里会長ら6氏

 在サンパウロ日本国総領事館(中前隆博総領事)は先月末、平成28年在外公館長表彰の受賞者を発表した。今年度の該当者は全部で6人。昨年の外交120周年に際し、協力に尽力した関係者らに贈られた。今年の受賞者と功績は以下の通り(敬称略)。 ▼ロベルト・クラビン(カイマンホテル社長)=サンパウロ市=。パンタナール自然保護地域でエコロジー ...

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実録小説=勝ち組=かんばら ひろし=(9)

    *      * ――ここで説明をしておかねばならない。第二次世界大戦終了直後のブラジル日系コロニアは、通信の不自由だった事情もあって、絶対多数を占める日本の敗戦を認めないいわゆる『勝ち組』と、後には勢力を増したが当初はごく少数のインテリ連に限られた敗戦認識派、いわゆる『負け組』とに二分された。  勝ち組の中の過激派は、 ...

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負けた時ほど慰めと励ましを

 リオ五輪でのブラジルは、12種目で金7、銀6、銅6という過去最高の結果を残した。だが、ブラジル五輪委員会は、バレーは頑張ったが、柔道や水泳は期待外れと評価した。五輪委員会は27~8個のメダルを望んでいたから、19個では不満だ▼棒高跳びのチアーゴ・ブラスが金を獲った翌日、あっけなく予選落ちしたファビアナ・ムレルは、チアーゴに国外 ...

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