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4月 2017の記事一覧

認知症の3割は慢性病治療で防げる?=血管障害の割合が高いブラジル

 サンパウロ総合大学医学部がサンパウロ市で亡くなった50歳以上の人1092人分の脳を調べた結果、認知症患者の3分の1は高血圧や肥満といった慢性病治療で防ぎうる事がわかったと24日付エスタード紙が報じた。  生前に症状が出て認知症と診断されていた人は480人おり、50%はアルツハイマー病が原因だったが、35%は脳血管障害によるもの ...

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《ブラジル雇用情勢》失業が雇用を6.3万件超上回る=ショック緩和に躍起のノゲイラ労相

 労働省が作成した3月の全就労・失業者台帳(Caged)によると、3月の新規正規雇用者数から、正規雇用を失った人の総数を引いた数が、マイナス6万3624件だったと21日付現地紙が報じた。  2月の正規雇用は3万5600件増えており、22カ月ぶりの正規雇用者数上昇により、政府、経済関係者に広がっていた早期景気回復への期待はくじかれ ...

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アウキミン・サンパウロ州知事=地下鉄5号線建設などを活性化=結果的にLJ企業を後押しか

 ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事は2016年下半期に州の公庫から事業補強費を追加調達したが、これは結果的に、ラヴァ・ジャット作戦での疑惑企業の事業を進めることになったと、24日付現地紙が報じている。  これらの資金はサンパウロ市地下鉄5号線の延長工事と、タモイオス高速道、環状線北部の建設を進めるための費用だ。アウキミン ...

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東西南北

 23日はフランスで大統領選挙の一次投票が行われ、ブラジルでもニュースやネット上でかなり注目を集めた。ブラジルでは、他国のことなのに自国の現状と比較して批判などをしはじめる人が少なくなく、元財相のマクロン氏と極右のル・ペン氏が決選投票に進むとわかると、「極右が強い今だからこそ、(リオ州選出の下院議員で大統領選出馬も言われている) ...

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虚子忌、節目の25周年大会=小斉さん3年ぶり総合1位=続いて永田、広瀬、西森氏ら

参加者全員での記念撮影

 「第25回リベイロン・ピーレス全伯虚子忌俳句大会」(アドレル・テイシェイラ・キコ大会委員長=同市長)が21日、同市の日伯文化協会で開催され、俳句愛好家が35人集まった。5人の特別選者が特選、次点を選考し、全員で優秀作品の投票を行なった。「晩節に名残りの一と日虚子祀る」などを投句した小斉棹子さんが3年ぶりに総合一位に選ばれた。2 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(14)=「悲しいなんて生易しいもんじゃない」

黒田喜与美さん

 PV日本語学校で教師をする荻沼由季さん(29、茨城県)は、現役のJICA青年ボランティアだ。  日本でも日本語教師を生業とし、来日する留学生に語学学校で教えていた。「ベトナムで教師ボランティアを一週間する機会があった。その時、実は自分は日本語を良く分かっていないのでは、日本人として何が教えられるのかと考えさせられ、もう一度外国 ...

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第2回本荘追分ブラジル大会=来月21日開催、参加者募集中

案内のため来社した皆さん

 若手民謡グループ「民」(久保田紀世会長)とブラジル本荘追分会(川合昭会長)が主催する、『第2回本荘追分ブラジル大会』が5月21日午前9時からサンパウロ市の秋田県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3390, Vila Mariana)で開催される。  後援は秋田県由利本荘市やブラジル秋田県人会など。優勝者 ...

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文協秋の古本市30日に=大人気、来場はお早めに!

来社した川原崎図書委員長

 ブラジル日本文化福祉協会の図書委員会(川原崎隆一郎委員長)は、30日午前9時から午後3時まで、同展示室で「秋の古本市」を開催する。  例年1万冊程度の古本(マンガ、文芸書、辞典、学術書など各種)が2~10レアルという安価で販売されるため、開場前から長蛇の列ができる大人気の行事だ。  宣伝が奏功しつつあり、昨春の古本市では来場者 ...

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大耳小耳

 ジャパン・ハウス開館の記念行事として、サンパウロ市公演が決まっているのが世界的な活躍で知られる日本の音楽家・坂本龍一だ。現在65歳で、2014年に中咽頭癌ガンを患い、約一年間活動を休止して治療に専念した。その後、映画音楽の作曲で復帰したが、目立ったライブ活動は控えていた。そんな彼にとって、今回のブラジル公演は「完全復活の証」と ...

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日本語教育活性化に期待=JICA日本語教師研修OB会

参加した会員の皆さん

 2017年度JICA日本語教師研修員OB会(佐藤吉洸代表、中田みちよ代表)の通常総会が3月26日、サンパウロ市のブラジル日本語センター大サロンで行われ、会員30人が出席した。  JICAの研修制度が始まって以来38年の間に、500人余りが研修を受けている。同会は87年に、OBOGの関係の緊密化、後輩の指導、日本語力研鑽などを目 ...

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