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2017年6月6日の記事一覧

全米日系人博物館の新館長=南ア出身のバロウズさん

 【共同】米ロサンゼルスのリトルトーキョーにある全米日系人博物館の館長に就任した。日系米国人の歴史や文化の伝承が目的の同館約25年の歴史で初の非日系館長。「(博物館は)日系社会の錨のような存在。責任を感じると同時にわくわくしている」と話す。  第2次大戦中に「敵性外国人」として日系人が強制収容されてから75年の節目。今年誕生した ...

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オザスコ日本祭り今週末に=同地ミス日系が浴衣で案内

 オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)は10、11の両日午前10時から、同文協(Rua Acenbo, 100, Jardim Umuarama)で『第8回日本祭り』を開催する。入場料は前売り7レアル、当日券10レ。  毎年2万人以上が来場するという同協会最大の年中行事。昨年は三重県津市との姉妹都市提携が40周年 ...

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サントス厚生ホーム6月祭=11日、市内公園観光も

案内のため来社した洲崎副会長、土井サントス厚生ホーム運営委員長

 サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)主催の『フェスタ・ジュニーナ(6月祭)』が、6月11日正午から午後4時まで、サントス厚生ホーム(Av. Campos Salles, 60, Vila Nova)で開催される。入場料5レ、食券25レ。  定番のホットワインなどのほか、毎年人気の鰯の丸焼き、刺身、寿司などの日本料理なども楽し ...

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大耳小耳

 俳誌『朝蔭』第451号が5月に刊行された。《コーヒーをたてて夢見る朝寝かな》(杉本君枝)、《綿降るとパイナ見上げる日本客》(黒澤志賀子)、《パイネイラ踏まずに通れぬ田舎道》(山下志げこ)など。開いたページで、ふと《大根の葉の浅漬や握り飯》という句が目に留まった。まるで日本在住者かと思える句だ。作者の澤田千代さんはプ・プルデンテ ...

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『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(8)

 紅茶、誰が産業に  育て上げたか(Ⅱ)  レジストロの紅茶の産業化には、なお多くの歴史があった。  それは、前出のシャー・ツピー組合の発足から話を進めると、整理しやすい。  発足は1937年であるが、その時、茶の木の栽培者・製茶業者がレジストロのほか、北隣りのセッテ・バーラスからも、かなり加入している。そちらにも広まっていたの ...

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琉球語が聞けるのは沖縄よりブラジル?

 スザノの沖縄県人会支部で婦人らが雑談しているのを聞いて、新来のコラム子はポ語で会話しているものかと思った。だが、それにしてはどうも聞きなれない。不思議そうにしていると、そのうちの一人、小波津静子さん(83、沖縄県)に「何を話しているか分かりますか?」と尋ねられた。  彼女たちが話していたのはうちなーぐち、琉球語だった。日本語と ...

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《デカセギ》知られざる在日日系社会の厳しい現実(上)

在日ブラジル人コミュニティを長いこと見てきたアバンセの林隆春社長

 「35歳でオバアチャンっていうのが、あちこちにいるんだよ」――日本の大手派遣会社アバンセの林隆春社長が先月末に来社した折り、日本のデカセギ事情を聞いている最中に、そう言われて頭を抱えた。つまり、17歳ぐらいで出産を二世代に渡って繰り返している▼将来のことを深く考えずに訪日し、工場労働ばかりする両親は、子供の教育のことを考えない ...

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