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2017年7月25日の記事一覧

東西南北

 本日付本頁で報じた労働者党(PT)によるベネズエラのマドゥーロ政権支持の話は、ラヴァ・ジャットでついたダーティなイメージを悪化させかねない要素をはらんでおり、大統領選の世論調査にも響きそう。特に、反共、極右路線のジャイール・ボルソナロ氏の支持者は飛びつきそうな話だ。ただ、ボルソナロ氏も、かねてから衆目を集めている諸々の差別主義 ...

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《ブラジル》11月に4世ビザ開始へ=下地衆議ら説明会で意見交換=四世本人ら約100人参加

新制度の見通しについて語る下地衆議

 【既報関連】日系四世向けのワーキングホリデー(WH、外国で就労しながら長期滞在する制度)制度が今年11月から開始される見込みだと、下地幹郎衆議(みきお、55、沖縄県選出、日本維新の会)が21日、サンパウロ市の文協貴賓室で開催した「日系社会と連携」説明会で発表した。会場に集まった日系人と、最終調整のための意見交換が熱心に行なわれ ...

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■ひとマチ点描■DAISO5年目の挑戦

左から大野社長、谷口オペレーションマネージャー

 「段々と勝ち方が分かってきた」とうなずくのは「DAISO BRASIL」の大野恵介社長。ショッピングモール「ジャルジン・スル」内の新店舗には、先月30日の開店前に200人が並んだ。「認知度が低かった2、3年前は、客が店の前を通っても、入るのをためらう様子だった。今では、ダイソーを目当てに足を運んでくれる」と話す。  ブラジル人 ...

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全伯太鼓大会に45団体参加=若者が熱気あふれる演奏披露

案内のため来社した松本事務、渡部会長、田中副会長

 ブラジル太鼓協会(渡部一誠会長)は『第14回ブラジル太鼓コンクール』を30日午前8時半から、サンパウロ市文協(Rua Sao Joaquim, 381)の大講堂で開催する。入場券購入には同協会への申し込みが必要。前売りは30レ、当日は40レ。  毎年この大会では熱気あふれる演奏が次々に披露され、応援団の声援と合わさって、若い日 ...

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エホバの証人がポ語大会=愛知県で千人超が参加

会場の様子

 「エホバの証人」の広報によれば、愛知県豊橋市でポ語大会「あきらめてはいけない!」が14~16日の3日間、開催された。  日本最多のデカセギ集住地にゆえに、多くの在日ブラジル人らポ語話者の若者や年配者が約1200人も集まり、講話を聞くなどした。  講話のほかにもインタビュー、短編ビデオ上映など52部のプログラムが行われた。参加者 ...

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平成30年の歌会始=詠進歌のお題は「語」

 宮内庁は平成30年歌会始の詠進歌を募集している。締切りは、9月30日。今回のお題は「語」。熟語や訓読にしてもよく、「語」の文字が詠み込まれていれば可。一人一首とし、自作未発表のものに限る。  原則、書式は習字半紙を横長に用い、右半分にお題と短歌、左半分に住所、電話番号、氏名(ふりがなも)、生年月日、性別、及び職業(無職の場合は ...

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大耳小耳

 「貧しい子どもにスポーツを思いきり楽しんでもらいたい」。福田雄基さん(26、千葉県)はそんな思いで今年3月に来伯し、運動着やグローブなどを当地の子供に贈呈した。原点は昨年リオ五輪で初来伯した際に、貧しい子供の生活を目の当たりにしたこと。そのとき「自分にできる事はないのか」と考え、今年の来伯2回目で物品贈呈を実行した。帰国後も活 ...

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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(11)=教育問題に強い懸念が残る

中川さん

 デカセギ子弟への支援活動を行なうNPO法人「カエルプロジェクト」(以下、カエル)のコーディネーター中川郷子さん(東京都、60)は、四世向けビザについて、「日本に生まれ育ち、18歳で一旦帰国して戻れなくなってしまった子がいることはかわいそうだと思う」と一言。「ただし、日本側の受入れ体制ができていないのに四世の人全てにビザを与える ...

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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(27)

 全く遺憾なことであるが高齢者にとってはこれでよいとのことである。それでも若い頃よく働き稼いだものだ。東京で医学を学ぶ弟に資金提供し医科大学を卒業させ医学博士にまで育て上げたことは自分の誇りである、と誇らし気に語っていた翁長さんの兄弟愛に感動した。その頃東京の慈恵大学病院の院長である遠藤義雄医学博士がその人であった。  翁長さん ...

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