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東西南北

 サッカーのW杯におけるセレソンの最初の試合は、明日17日の対スイス戦。試合は午後3時からということで、ちょっと遅い昼食を食べながら見る人も少なくないのでは。15日付アゴラ紙によると、今年は4年前の自国開催の時と比べて牛肉が24・9%、ビールも26%インフレの状態だという。また、玉ねぎは85・6%、塩は35・7%、ニンニクも34・4%値上がりなど、シュラスコに使いたいと思うものが軒並み値上がりしている。そういうこともあるので、もし、このゲームを自宅でシュラスコと共に楽しみたいと思う人は、4年前より量を控えめにしたほうが良いかもしれない。
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 サンパウロ市交通技術公社(CET)の調べによると、2017年5月31日以降、サンパウロ市内99のショッピングやスーパーに併設してある駐車場で、60歳以上の高齢者専用のエリアに違反して駐車し、罰金を受けた人が、1日平均で約6人いることがわかった。「違反駐車しても気付かれずに済むだろう」という甘い気持ちが、こうした大量の摘発につながっているか。専用エリアへの駐車違反は、罰金が293・47レアル以上、免許証の減点も7ポイントと、結構な代償となる。
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 13日、サンパウロ市のCPTM11号線で3人組の男性が長さ2メートルの蛇を隠し持って乗車し、乗客を混乱させる事件があった。彼らは蛇をカゴに隠して、ルス駅から乗車。しばらくは気付かれずにいたが、タトゥアペ駅で蛇がカゴから出そうになったために気付かれて、降車させられた。蛇は毒性ではなかったものの、やはり怖い。