健康広場
2005年7月27日(水)
「長生きしたい」「いつまでも若くありたい」と願わない人はいない。今のところ医薬品やその他の治療法で老化現象を止めたり、遅らせることは出来ない。日常生活の正しい積み重ねが重要になる。養生の秘訣は、次の通り。
(1)四十歳を超えたら規律正しい生活を送ること。さらに精神練磨も加えれば、幸福な高齢期を迎えられる。高齢期の慢性疾患は、青壮年期に完治させておくべき。
(2)カロリーを摂り過ぎないこと。カルシウムが豊富な魚介類を始め、海藻類を十分に摂取し、ビタミン・タンパク質の補給が必要。糖質の多いものや消化の良いものだけに頼らず、繊維のあるものも食べる。過食は健康に害を与えるが、必要な栄養素に考慮しなければならない。
(3)バランスのとれた献立にすること。カロリー・糖質を抑えた上、特に良質のタンパク質を摂るよう気を配る。牛乳、魚肉、卵、豆腐、大豆製品を毎日欠かさず、一定量食べるとよい。
鶏肉は雛鳥が柔らかい上、脂肪が少ないので良い。豚肉・牛肉は好ましくない。ビタミン・無機質を多く含んでいる食品は果物と野菜。
(4)酒は百薬の長か? 健康な高齢者は適度の量なら、アルコールによってあらゆるところに十分、血液がいき渡る。その結果、凝った部分がほぐれ、さわやかな気分を味わえる。
(5)煙草は有害で心筋梗塞の原因になる。
(6)長湯は禁物。脳卒中を引き起こしかねない。
(7)不眠は気にしない。自己流に睡眠薬を服用するのは、控えるべき。
(8)頻繁に排尿がある時は、病気が関係していることが多いので医師の診察を受ける必要がある。
(9)心身ともに適度な運動をすること。毎日規則正しく、疲労しない程度の運動が最も好ましい。ラジオ体操や散歩が最適。若い人と付き合うと新鮮さに刺激を受けるので、良い効果を受ける。
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