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食と健康=殺菌作用持つジンゲロール豊富(上)

健康広場

9月29日(水)

 ジンゲロールって言葉を知っていますかーー。ショウガに含まれるこの聞き覚えのないこの成分が、様々な効能を体に与えてくれる。薬味の代表格として知られるショウガ。インドから中国に渡り、さらに日本にもたらされたと言われる。かの「古事記」にも登場、古くは縄文時代から用いられていた、との説もあるショウガの効能や食べ方を探る。
 カルシウムやナトリウム、カリウム、マグネシウム……例を挙げればきりがないショウガの成分。そんな中でも特に注目に値するのが、辛みを生む「ジンゲロール」だ。
 子「どうしてお寿司や刺し身にはショウガが添えられているの?」
 親「ショウガは食中毒を防いでくれるんだよ」
 こんな会話に経験のある日本人は多いはず。そう、ショウガには殺菌作用があり、食中毒を防いでくれるのだ。その殺菌作用を生むのがまさしくジンゲロールなのである。
 次に注目したいのが、ジンゲロールの保温効果。人体中の血管を拡張させ、体の中を温めてくれる。これから本格的な暑さを迎えるサンパウロでも、冷房の効きすぎに悩む人も出てくるとは思うが、冷え性や冷房病対策にもってこいの食材がショウガだ。
 それではどのぐらいの量を食べればいいのかを紹介しよう。食後3~4時間は効果が持続し、一日に約10グラムで十分。薄切りだと二枚、すり下ろしならば、冷や奴に載せる程度となる。
 次回はこのほかの効用とおいしい食べ方などを考える。

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