養生延寿保健案＝連載（１）＝東洋医学医師＝彭文育

健康広場

4月20日（水）

　全世界の人口増加・高齢化問題が深刻化しています。老人の医療保健問題は第四類医学となり、保健医学が発展してきています。因みに、第一類は臨床医学、第二類は予防医学、第三類は回復医学です。
　私は東洋医学が専門で、針灸・薬草・気功などの医療を研究。独自の方法で高齢者のあらゆる慢性病を治療し、養生・延命を研究しておられます。臨床治療の実績はこれまで、毎年一万人近くに上ります。
　その経験を生かして、読者の皆様に保健・予防・養生についての常識を紹介させていただきたいと思います。健康で長寿であることは本人の幸福になるだけでなく、家庭、友人引いては社会や国家全体の幸せにつながることです。
　私の目的は皆様が医学の常識と養生・保健の知識を習得して自分自身を観察、診断、治療することで、病気から守ることです。自分の健康を守る方法と養生の方法、さらに長寿の秘訣を身に付けることに、協力したいと願っています。
　日常生活の飲食・運動・心理や保健能力を高める知恵などを紹介するつもりです。狙いは病気の予防、早期治療、再発防止。人間の寿命は遺伝と関係がありますが、最も大切なのは自己管理です。自分の健康は自分で守り、老化を防ぐのが長寿のための賢明な方法です。
　世界各国から生命科学者四十人以上がドイツに集まり、分水観について、討論。地球に住む人類は百歳～百七十歳まで生きられると結論を出しました。私達は自信と勇気を持って楽しい余生を送るための健康法を実践。長寿で健康な老人になる決心をしましょう。
　問い合わせ電話番号＝１１・３２０８・６０３０／３３２６・３９２７。
　【彭文育】一九五九年、台湾・新竹生まれ。大学で東洋医学を専攻し、卒業後中国に留学。独自の針灸治療を開発する。八四年に渡伯。老ク連などで、日系人向けボランティア活動を展開している。