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日系 関連記事

サンパウロ市カーニバル=日本人や日系人も多数参加=松尾さん優勝、葛西さんリオ9回=「成果を出し切れた」

優勝チーム「タトゥアペ」の山車の上で踊る松尾さん(写真提供=望月二郎)

 サンパウロ市カーニバルが2月24、25の両日開催され、14のスペシャルチームが出演し、今回も各チームに多数の日本人や日系人が参加し、迫力ある山車や音楽、踊りで観客を魅了した。今年の優勝は、「母なるアフリカは語る」をテーマにした「アカデーミコス・ド・タトゥアペ」が飾った。  サンパウロ州カラオケ連盟(UPK)で書記を務める松尾マ ...

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三島由紀夫とブラジルの出会い=リオのカーニバルで「解放」=文豪の知られざる目覚め

杉山欣也金沢大学教授

 今週からいよいよカーニバルだが、世界的に著名な作家・三島由紀夫とリオのそれには「秘密の関係」があったかもしれない。「三島由紀夫(1925―1970)は国際派作家として生き、国粋派として死んだ」――16日に文協ビル5階で行われたサンパウロ人文科学研究所の第22回研究例会で、杉山欣也金沢大学教授はその言葉で、講演「三島由紀夫のブラ ...

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メキシコ革命に関わった日本人移住者=1906年に数百人が入植=セルヒオ・エルナンデス・ガリンド(訳:アルベルト・松本)=(下)=武術教えたり、大尉に抜擢も

北部師団の奇兵隊第一大尉の野中金吾氏、1915年12月(野中ヘナロ氏所蔵コレクション)

 しかし革命による闘争は激しくなる一方だったので、馬場氏はアメリカのカリフォルニア州カレシコ市へ数百人の移住者の受け入れを認めさせた。当時、カレシコ市の綿花農場は人手不足が深刻で多くの労働者を必要としていたのだ。  一方、多数の日本人移住者はメキシコに留まり、各地で編成された革命軍に入隊する者もいた。例えば、西野ツルオ氏は、パン ...

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パラナ日伯連合会=「もう一度、大祭典を開く」=110周年実行委員会が発足=総会で西森祭典委員長選出

新体制が発足した定期総会(前列左から二人目が西森下議、上口新会長、折笠前会長、池田総領事)

 移民110周年をいよいよ来年に控える中、パラナ日伯文化連合会(折笠力己知会長)は先月29日、ロンドリーナ市の同会講堂で定期総会を開催し、新体制を発足させた。5年間会長職を務めた折笠氏は勇退し、マウア・ダ・セーラ文協で日語書記(元会長)を務める上口寛氏(66、鹿児島県)を新連合会長とする単一シャッパが、出席した28支部約120人 ...

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大耳小耳

 JICAボリビア通信第9号を見ていたら、興味深いプロジェクトが進んでいるようだ。標高3600メートルにある首都ラパスから発信しているだけに、副題が「高いところから失礼します!!」とシャレている。同地のボリビア日系協会連合会(ANBJ)は加盟団体と協議を重ねて、「日本学園(仮称)設立」を目指しているというのだ。同地日系社会にはま ...

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めざせ東京五輪2020!=弟子に託すメダルの夢=浜松育ちの柔道家ユリさん=サンパウロ州選抜を熱血指導中

選手の指導にも自ずと熱が入る

 思いは早くも2020年の東京五輪。選手時代の熱い夢を弟子に託し、一人の女性柔道家が日々、指導にまい進している。浜松で青春時代を過ごしたダニエリ・ユリ・バルボザさん(32)。漢字名は由利、母の姓がナカザワという混血三世が、北京五輪で届かなかったメダルという夢を後進に託し、23歳以下のサンパウロ州選抜選手を指導している。  平日の ...

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JRパス問題=在外日本人だけ切り捨て=県連、文協も嘆願書提出へ=コロニアに溢れる怒りの声

多くの日本人移民が利用するJRパス(提供: Amy Jane Gustafson, 2013(Flickr))

 【既報関連】来年4月から海外在住日本国籍所持者だけ「ジャパン・レールパス(JRパス)」が使えなくなる問題に関し、日系社会の各方面から怒りの声が上がっている。県連は11月24日にJRグループに対し嘆願書を提出する意向を発表し、12月9日には外務省中南米局の高瀬寧局長、在聖日本国総領事館に提出。13日にJRグループ、国土交通省、海 ...

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2017年1月元旦=新年のご挨拶

山田会長

新年に考えること=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 山田康夫  謹んで新年のお慶び申し上げます。  旧年中はいろいろとご支援をいただき、心より感謝申し上げます。  海外最大の日系人集団地であるブラジルは、来年移住十年周年を迎えますが、今では三世から四世へと主力が移りつつあり、県人会においても一世の会員は少なく、二世、三世へと構 ...

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第1位=大成功の五輪、不安はねのけ=日系も活躍、東京大会PRも

ロンドンに続くメダルを目指したキタダイ・フェリペ選手

 半年前に迎えた中南米大陸初の祭典。1位はやはり、リオでのオリンピック・パラリンピックだ。開幕前から工事遅延、治安、ジカ熱と不安が高まる報道が目立った。大統領弾劾が重なるような混迷期だったが、邦人被害を含め大きな事件、事故もなく無事に閉幕。ブラジル特有のホスピタリティで成功に導いた。  競技では移民が競技を普及、強化させた柔道と ...

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第2位=JRパス購入が来年3月まで=コロニアに広がる波紋

 11月11日、JRグループから「ジャパン・レール・パス(以下JRパス)」の利用資格変更についての発表があった。海外在住の日本国籍所有者に対する販売は来年3月31日まで。この変更内容に日系人は大反発した。  ブラジル日本都道府県人会連合会、ブラジル日本文化福祉協会は12月中にJRパス利用資格変更の再考・撤廃を求め嘆願書をJR各社 ...

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