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樹海

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 鳥取熟年大学(鳥取県人会の熟年層勉強会)の生徒たちが、さきごろ、野外授業ともいうべき、佛光山如来寺へのピクニックを行った。寺院はサンパウロ市から二十八キロ、コチア市にある。台湾系の国際仏教会の経営といわれ、二年前から本格活動している▼生徒たちの感想は「明るい」「現代的だ」「こんな大きな寺は初めて見た」。日本のいわゆる従来の「お ...

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 NHKの番組修正の問題は、どうも朝日新聞の誤報らしい。朝日が1月12日付けで報じたのはNHK教育テレビが4年前に放映した慰安婦番組の修正に中川昭一経済産業相と安倍晋三幹事長代理が圧力をかけたと報道した。中川、安倍両氏はこの記事の内容を全面的に否定したのだが、朝日は譲らない。勿論、NHKも圧力論を否定し朝日に公開質問状までも突き ...

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 「竹島」と言われても一般の日本人には馴染みが薄い。島根県の隠岐島から北西157キロにある島嶼で面積は東京の日比谷公園位の無人島だが周辺の海域は魚群が豊かであり、好漁場として憧れの場所なのである。この小さな「竹島」は日本の領土なのだが、韓国も「独島」と呼び「我が領土」として譲らない▼島根県議会が「竹島の日」を圧倒的多数で可決した ...

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 さきごろADESC(農協婦人部連合会)の新役員人事が発表された。女性団体というのは、どうしてこうも考え方が実質的というか、現実的というか、柔軟になれるんだろう、と感心した▼会長を退任しても、副会長に残って設けられた仕事をこなすのである。今度の会長は第三代だが、初代も第二代も副会長として留任している。これは、すばらしいことだ。何 ...

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 「韋駄天」も迅速機敏な海賊には太刀打ちできなかったようだ。仏舎利を奪って逃げる鬼を追いかけて捕まえるほどの快速を誇る神さまも「魔の海峡」を支配する悪鬼には、とてもとても―ということらしい。マラッカ海峡は海のシルクロードとしても活躍したし東と西を繋ぐ重要な交通の要路であり、古くから戦略的な要地としても知られる▼海賊の話は、隻眼を ...

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 戦前、戦後を含め、移民のなかに「職人」がたくさん健在だったのは、いつごろだったろうか▼いま、モジで篤志の人によって保存が行われている昔の茶工場カザロン・ド・シャーは、クギを一本も使わないで建築された。日本の大工の技術の粋だ。過去、盛んに建築された日本家屋の寺院は、いわゆる宮大工の手によった。いま宮大工はほとんどいない状態▼最近 ...

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 中国や北朝鮮に台湾など日本を取り巻く周辺は危険がいっぱいある。金正日総書記が率いる国は列島に乗り込んできての拉致があるしノドンとテポドンのミサイルも持っている。最近は核兵器も所有しているの情報もあるし、危なっくて仕方がない。中国は今や完全な軍事大国であり今年の予算も昨年比17%増と激しい。その揚げ句に原子力潜水艦で日本の領海を ...

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 焼夷弾の怖さ―。飛行機から投下して住宅などを焼き払う武器であり、その威力の凄まじさは昭和20年3月10日の東京大空襲でよく知られている。焼夷弾の「夷」は、皆殺しの意味だと記している辞書もあるが、木材と紙で建築されている日本を攻めるには最も効果的な兵器と言える。太平洋のマリアナ諸島を飛び立った米軍のB29爆撃機は三百二十五機▼約 ...

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 ブラジル日本文化協会の今度の役員選挙は、どうみても「二世対一世」の対決の様相である。創立五十年にして、という感慨がある。また「参加しない一世」(これは、コロニアの識者の表現だが)が、「やるぞ」と画期的に動き出した結果である▼実のところ、戦後移民一世は、もう現在の安穏の暮らしから、みずから抜け出すような行動は起こさないだろうと、 ...

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 敵対的なM&A(企業の合併・買収)というのは、欧米の企業では普通のことらしいが、日本では余り一般的とは申せない。IT産業で急成長したライブドアのニッポン放送株式の買い占め作戦が好例である。外国語新聞の記者らは、ライブの社長である堀江貴文氏に熱い視線を向けているそうだが、政界や財界の多くは批判的な見方が圧倒的である▼フジテレビの ...

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