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コラム 樹海

 忌むべきイラク戦争。そのさ中、早くも米英両国首脳が戦後処理について会談し、国連は人道、復興支援の検討に入っている。国連内では米英同盟軍の武力攻撃をよしとしない国ぐにも少なくない。統治主導権の問題や負担金などめぐり揉める気配濃厚だ▼国連は《国際社会の安全と平和を維持する》権威ある集団と信じてきた向きには裏切られた思いだろう。結局 ...

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.  「政治とカネ」は古くて新しい問題ながら日本では、どうしたわけか政治家が絡らむカネの疑惑が後を絶たない。少し古いが金を延べ棒にしてまで貯蓄に走った金丸信という領袖がいて世間さまを沸かせた。あの竹下登元首相にはリクルートからの疑いがあり金庫番とされる秘書が自殺の騒動も。昨年は外務省の官僚を怒鳴り散らしていた鈴木宗男衆議が逮捕さ ...

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 昨日二十八日。鹿児島県の種子島宇宙センターからH2U5号機ロケットが轟音を残しながら晴天の上空へと飛び立って行った。日本初の情報収集衛星である。もっと解りやすくは偵察衛星と呼んだ方がいい。衛星の高度は四〇〇キロから六〇〇キロで秒速七キロで飛行する。一日に一回は地球を回り世界の何処でも観測が可能という優れものである▼H2Uには地 ...

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 岩手県人会は温かい。会費は、県人会運営にとって大切な収入源には違いないが、これを払えないからといって、あるいは年をとって動けないから、会員であることを辞退する、会報の送付をやめてくれ、などということは言わないでいただきたい――毎月発行の会報で、会員にこう呼びかける県人会である▼ほかの県人会報も読ませてもらっているが、こんな呼び ...

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 サンパウロ総領事館もなかなかに思い切ったことをやる。叙勲申請は自薦でも受け付けます─のお達しに驚き仰天したのはコロニアだ。花の勲章にふさわしい人物が払底したのかどうか。このところ、春秋の定例叙勲では該当者無しが続いたりする。その昔はあんなにいた勲章亡者たちも、今は少ない。いや、「いない」のかもしれぬ。移民は払底し、一世は激減。 ...

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 水―。人が生きていくうえで必要不可欠なのは水だ。日ごろ水の恩恵を蒙りながらそのありがたみを忘れがちなのではないか。今年は国連が定めた「国際淡水年」というので、各地で水の話題が高まりつつある▼先週、日本(大阪・京都・滋賀3会場)で第三回『世界水フォーラム』が開催された。席上、水問題で顕著な業績をあげたとしてブラジルのジェルソン・ ...

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 日本民族のルーツ探しは難しいものらしい。南洋系もあるし北方説も捨て難い。いや─方々の人種混血だと説く学説が有力なようだ。このせいかどうか。日本は中国や朝鮮あるいは南方と北方などから積極的に文化を導入し独特なものを作り上げた歴史を誇る。漢字が典型的だし生活に密着したものも多い。そんな混合文化から成り立っているのが列島らしい▼今や ...

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 あの湾岸戦争を決断しイラク攻撃に踏み切ったのはジョージ・ブッシュ元大統領であり軍の指揮官がコリン・パウエル元統合参謀本部長だった。ジョージ氏は現在の大統領の実父。パウエル氏は国務長官としてイラクへの武力行使を求め安保理で仏露独と激論。それでも軍事攻撃を選択し空母五隻と二十五万人とも三十万人ともされる軍隊を集結させる▼米空母には ...

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 米国が十九日深夜(ブラジル時間)イラクと開戦した。第二次湾岸戦争である。なぜ、攻撃を始めたのだろう。既報のように、イラクは大量破壊兵器を廃棄することを国連で約束したにもかかわらず守らない、テロを支援する国家だ、といったあたりがその理由だ▼米国の軍事行動の底流については、諸説がある。つまり覇権主義である。最近よくきかれる「グロー ...

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 米のイラク攻撃が秒読みの段階に入った。恐らく、読者がコラムを目にしているときには開戦しているかもしれない。武力行使を回避する手立てはサダム・フセイン大統領と家族の亡命が残された唯一の道なのに─イラクは拒否してしまった。戦争は「悪」だし、誰しも戦争は好まない。けれども、戦うべきときもある▼米英と仏露独の対立をも生んだ攻撃だが、イ ...

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