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樹海

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 国際少年(十歳~十二歳クラス)野球大会がある、とイビウーナの野球部長が来社して極めてあっさり言う。近年、国際大会を簡単にやってのけている。先週、日本、ペルー、メキシコの有志チームが、聖南西地方にやって来た。ピラル・ド・スルでホームステイをやった、と、これまた至極当たり前のように、何ら難しいことなどないかのように受け入れている▼ ...

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 アテネは日本人の気質によほど合うらしい。今―日本の選手らが獲得した金メダルは十五。銀が七で銅は八つと素晴らしい。これまでの金は東京大会が最高で十六だったが、アテネでは新しい記録が生まれそうな勢いである。今回の五輪で目立つのは女子選手たちの活躍だ。柔道の谷亮子に始まり水泳の柴田亜衣など九つもの金メダルを手にしている▼なかでもひと ...

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 「銭湯」というのは江戸の始めの頃から庶民の人気になったらしい。湯銭を払い風呂に入るシステムなのだが、江戸時代には「湯女風呂」と称するものがあり、遊興の場でもあった。こんなにも「銭湯」が好きなのは、湿気が多く夏は汗が吹き出し―冬は寒いという天候という自然が影響しているのだろう▼こんなわけで温泉も大好きなのである。日本は火山帯が多 ...

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 ジェツリーナ(ノロエステ線)のラジオ体操会が十周年を迎え、さきごろ記念祭を挙行した。同会は会員二十五人、うち非日系人が半数強。浸透ぶりがうかがえる▼記念祭では、日頃集会に貢献している二人に記念品を贈り、労をねぎらったという。一人は日系人男性で、毎朝風雨も厭わず音響機を携え準備、もう一人は非日系人女性で会員の出席簿点検担当だった ...

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  戦後の日本で強くなったのは靴下と女だそうだが、増えたものには大学がある。戦前にあった一高や三高などの旧制高等学校や専門学校なども新制大学になったのだからその数は二百三十にも膨れ上がった。急行列車が停車し駅弁のあるところには大学が誕生したので「駅弁大学」と称したのも懐かしい。確か―評論家の大宅壮一氏が言い出したらしい▼まあ、最 ...

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  日本祭り(県連主催)が終わったばかりなのに、来年また出品参加したい、いや絶対参加する、と決めた団体がいくつかある。さまざま問題を内包しながら、客を含めた参加側からは輝いて見え、魅力があふれている、不思議なイベントである▼そのわけは、出品側が、自己を表現できて(これぞというものを陳列できて)、しかも評価してもらえる(売れて利益 ...

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 アテネ五輪は日本には縁起がいい。早くも金4銀1の好成績である。一〇〇メートル平泳ぎの北島康介選手とハンセン選手の一騎打ちに観衆は沸いたが、北島は「自分が勝てることを少しのすきもなく思った」そうだし見事なばかりの泳ぎっぷりで金メダルを手にして「ちょう気持ちいい」の一言がいい。この六月には左ひざを痛め風邪を引いて満足な練習ができな ...

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  東京の真夏日は三十九日も続き都民らは「我慢の夏」とばかり汗を拭きながら頑張っている。あの昭和二十年八月十五日日も厳しい暑さだった。終戦を告げる昭和天皇の詔書が正午からラジオを通じ国民に放送された日である。戦闘帽とモンペ姿の人々は緊張の面持ちでラジオの前に立ち雑音で聞き取り難い「玉音放送」に耳を傾け敗戦を知り滂沱の涙に咽ぶ▼こ ...

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  グァタパラ移住地にあるJATAK農業技術普及交流センターから、塩谷哲夫所長の「大豆のお話」が発信された(グァタパラ新聞八月号)▼情報、というおカタいものではない。素人にもわかりやすい話だ。大豆「オーロラ(AURORA)種」とその栽培法について説明している。農業に少しでも興味があれば、楽しく理解できる。なにしろ「オーロラ」のこ ...

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  古代オリンピックの歴史は古い。紀元前776年から紀元後393年までだから遠い遠い昔の話である。当時の選手たちは男性ばかりで女性はいない。これはクーベルタン男爵の尽力で始まった近代五輪の第一回アテネ大会も同じであり選手は男性ばかりだった。女性が出場するようになったのは第二回目のパリ大会からなのも驚く。あそこは女性の国だから解ら ...

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