ホーム | 特集 | 新年特集号 | 2001年新年号 | 新世紀迎えたコロニアー変容する日系団体―統廃合時代を展望する

新世紀迎えたコロニアー変容する日系団体―統廃合時代を展望する

 ブラジルの日系社会は二十一世紀を迎えた。無名に等しかった祖国日本が前世紀まず軍事面で躍進、経済では世界ナンバーツーにまで上り詰め、国際社会で発言力を持った。ブラジルに移民二十六万人を送り、現在百四十万人の日系社会が形成されている。日系社会は戦後の混乱期の中でブラジル日本文化協会を発足させ、同文協を中心に発展させてきた。その文協も一九八〇年代から急速に活力を失い、衰退の一途をたどっている。そんな中で昨年、日系団体連合会が発会した。新世紀に立った日系社会は今後どのように変容していくのか、各界要人にインタビューし展望する。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 新年のごあいさつ-ニッケイ新聞社 社長 高木ラウル2001年1月1日 新年のごあいさつ-ニッケイ新聞社 社長 高木ラウル  新しい世紀の年が始まりました。明けましておめでとうございます。 時代が多様化し、人の思考、行動の仕方、そして、わたしたちがつくっている新聞の読者の要請もどんどんかわっていきます。読者層が高齢化し、日系団体の活力も失われてきているとはいわれるものの、それとは別の次元の出来事 […]
  • 誇り持てる社会づくりをー高田前日伯学園検討委員長が提言2001年1月1日 誇り持てる社会づくりをー高田前日伯学園検討委員長が提言  高田フェルナンド・リベルコン社長(四九、二世、元文協理事、前日伯学園検討委員会委員長)は、「日系人が喜んで入会するような、日系人にとって価値ある中央組織を再建する必要がある」と提言する。日系人の価値を高めるような組織、日系人が誇りを持つことができるような団体が日系人にとっ […]
  • 21世紀が明けた-1000年に一度の朝2001年1月1日 21世紀が明けた-1000年に一度の朝  日本人移民が降り立ったサントス。そのボケイロン海岸には毎朝六時頃になると三々五々、人々が集まってくる。海岸線をゆっくりと散歩する人の流れとは別に。 『新しい朝が来た。希望の朝だ』 六時三十分。ラジオ体操の軽快な音楽が、白い浜辺に響きわたる。五十人余りが等間隔に並ぶ。 揃い […]
  • 地方活動は続行すべき2001年1月1日 地方活動は続行すべき  二〇〇〇年十月十四日、サンパウロ市で第一回ブラジル日系団体連合会(UNEN)代表者会議が開かれた。しかし参加したのはわずか二十五団体に過ぎず、全伯の日系団体の統合をうたい文句に旗揚げした同連合会にとっては厳しい船出となった。同年三月の創立以来およそ九カ月が過ぎた。本格的な […]
  • 3世を信じ任せるー網野前県連会長が提言2001年1月1日 3世を信じ任せるー網野前県連会長が提言  ブラジル日本都道府県人会連合会の網野弥太郎前会長(六三)は一九九八年、初めてふるさと祭りを開いて成功させた。以後、祭りは年々盛んになっている。若い日系二、三世を巻き込んで実行に移したことが成功の原因だ。十万、二十万人単位のブラジル人がサンパウロ市イビラプエラ公園の会場に足 […]