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骨粗鬆症の早期発見を=サンタクルース病院 予防運動を展開=40歳以上の女性無料検査=国際婦人デーに合わせ実施

2月22日(土)

 サンタクルース病院骨密度検査部は三月八日から二十八日まで、サンパウロ市サンタクルース街三九八番の同病院で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防キャンペーンを張る。一九九九年から毎年、四十歳以上の女性を対象に無料検査を行っており、今回で六回目。今年も三月八日の国際婦人デーに合わせて実施される。骨粗鬆症患者の五人に四人は女性で、五十から六十歳の女性に多い。

 最初に超音波で検査し、骨粗鬆症の疑いがある場合には、特別なレントゲン写真で骨の密度を測る。キャンペーン期間中は午前九時から午後五時まで、約五百人まで受け付ける。検査予約の受け付けは平日のみ。電話=5539・3631。
 安斉義照ロベルト医師、マーク・シャープ&ドーム製薬会社のクリスチアーネ・アウヴェスさん、ペラウダ・デボラさんが十八日来社、「五回までのキャンペーンで、総勢二千三百人の女性が検査を受けた。受検者の六一%に異常が認められた。検査データーを調べて骨粗鬆症の増減など動向を探り、生理病理学的研究、治療法開発に役立てることもキャンペーンの目的」と説明した。
 米国の国民健康機関(NIH)は、米国民のうち約一千万人が骨粗鬆症で、約千八百万人が骨密度が低くなっている、と報告。骨折が見られた骨粗鬆症患者のうち約五%だけが治療を受けた、と発表している。骨粗鬆症に起因する骨折は患者の精神にも大きく影響を与え、骨折患者の二〇%は骨折から一年以内に死亡する。
 安斉医師は、「ブラジルではこうした統計調査は実施されていない」と残念がる。骨粗鬆症の患者数は、ホルモンの関係で女性が五十から六十歳に達したとき急激に多くなる。そのため四十歳以上の女性を対象に、骨粗鬆症早期発見を目的に検査が行われる。超音波骨密度検査法で調べ、骨粗鬆症の疑いがあればレントゲンを撮る。

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