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コラム オーリャ!

 この週末は、各伯字紙に東京のデカセギ・シンポの記事が掲載されたが、どこか他人事風だった。むしろ、それに先立つ十三日のフォーリャ紙意見欄にあった在東京のクローヴィス・ロッシさんの投稿は興味深かった。
 ブラジル経済政策の失敗こそデカセギ問題の真因であり、それを解決できない自国政府の無能さを嘆き、次の一文で締める。「どんなに日本が不況に陥ろうとも、かつてブラジルが到達したことのない国家的成熟さを持っていることが、我が国にとっての問題だ。その失望感をして日本人の子孫をかの地へ向かわせている」。
 ブラジル人インテリによる、これほど自虐的なデカセギ論評を読んだことがない。良心的知識層の健闘を期待したい。   (深)

03/02/26

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