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陸上競技への情熱―全伯ベテラーノ大会に700人

7月22日(火)

 [既報関連]ブラジル陸上連盟は去る六月二十日から二十二日までの三日間、イビラプエラ陸上競技場を会場に、「第七回全伯ベテラーノ陸上競技大会」を催した。午前八時半から競技を開始した選手は約七百人で、そのうち日系が二百五十人以上と日系の陸上競技への情熱を感じさせた。各選手は、四十五歳以上で五歳ごとの年齢に分かれ熱戦を繰り広げた。大会に、松嶋巧さん、中谷キヨコさんなど、世界的な選手も出場。二十一日夜には、歓迎祝賀会も行われ、全伯から集まった選手達が親交を深めた。
 結果、初優勝男子はパラナチーム。女子は、アナスピチームが優勝した。大会に参加した山本茂さん(七六)は、七十五歳から七十九歳の部に出場、投てきの部で二つの金メダル、二つの銀メダルを獲得。「肩を痛めていたので、久しぶりの出場となった。記録には満足していないが、結果をだせたのは嬉しい。陸上は年をとっても可能なスポーツなので、日系社会の方もぜひ参加して欲しい」と、語った。

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